特許
J-GLOBAL ID:200903014752952198

圧延用ロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 狩野 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-323563
公開番号(公開出願番号):特開平6-145888
出願日: 1992年11月09日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 特に、ホットストリップミルの粗スタンド及び仕上げスタンド前段のワークロールに適した圧延用ロールに関し、ロールの材質をハイス系に変更し、さらに、咬み込み性も優れた圧延用ロールを提供する。【構成】 遠心鋳造法により鋳造した圧延用ロールにおいて、外殻層の化学組成が重量比でC1〜3%、Si2%以下、Mn1.5%以下、Cr3〜15%、Mo8%以下、V2〜8%、残部実質的にFe及び不可避的不純物元素からなり、圧延シミュレータを用いて測定した摩擦係数が0.30以上で、スリップなく、咬み込み性が良く、咬み込み限界角が20°であって、炭化物面積率が7〜20%であり、硬さがHs75〜85である。【効果】 耐摩耗性、咬み込み性などが優れているので、ロール原単位の向上、ロールの寿命の延長、ロール交換頻度の低減によって経済効率に寄与し、かつ、咬み込み性の向上によってホットストリップミルの操業安全性に寄与する。
請求項(抜粋):
遠心鋳造法により鋳造した圧延用ロールにおいて、外殻層の化学組成が重量比で、C1〜3%、Si2%以下、Mn1.5%以下、Cr3〜15%、Mo8%以下、V2〜10%、残部実質的にFe及び不可避的不純物元素からなり、圧延シミュレータを用いて測定した摩擦係数が0.30以上で、従来材の摩擦係数より20〜30%大きく、スリップなく、咬み込み性が良く、咬み込み限界角が20°であって、炭化物面積率が7〜20%であり、硬さがHs75〜85である圧延用ロール。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  B21B 27/00 ,  C22C 37/00 ,  C22C 38/24
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-232338
  • 特開平3-056642
  • 特開平4-176840
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