特許
J-GLOBAL ID:200903014757537709

流体ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-149709
公開番号(公開出願番号):特開2002-349455
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 安価な流体ポンプを提供する。【解決手段】 弾性変形可能で荷重が加えられていない自由状態では筒状になる弾性板材20と、中心軸a回りを公転して弾性板材20をハウジング10の内周面101に当接させる公転部材41とを備え、公転部材41の公転により、弾性板材20とハウジングの内周面101との当接部位が変化して作動室50の容積が変化するように構成されている。これによると、公転部材41の公転により作動室50の容積を変化させて流体の吸入・吐出を行わせることができる。そして、ベーンなしで流体の吸入・吐出を可能にしているため、加工コストの高いベーン溝が不要になり、安価な流体ポンプを提供することができる。
請求項(抜粋):
円柱状の内周面(101)を有するハウジング(10)と、弾性変形可能で荷重が加えられていない自由状態では筒状になる筒状部位が形成されると共に、前記ハウジング(10)の内周面(101)内に配置され、かつ前記筒状部位の一部が前記ハウジング(10)の内周面(101)に結合された弾性板材(20、21、22)と、前記弾性板材(20、21、22)と前記ハウジング(10)の内周面(101)との間に形成された作動室(50)と、前記弾性板材(20、21、22)の内側に配置され、前記ハウジング(10)の内周面(101)の中心軸(a)回りを公転して前記弾性板材(20、21、22)を前記ハウジング(10)の内周面(101)に当接させる公転部材(41、44)と、前記作動室(50)に連通する吸入口(102、111)および吐出口(103)とを備え、前記公転部材(41、44)の公転により、前記弾性板材(20、21、22)と前記ハウジング(10)の内周面(101)との当接部位が変化して前記作動室(50)の容積が変化するように構成されていることを特徴とする流体ポンプ。

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