特許
J-GLOBAL ID:200903014761032301

良否判別しきい値決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡崎 謙秀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-137240
公開番号(公開出願番号):特開平8-007104
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 視覚センサより得られる検査対象物の画像データより検査対象物の良否判定を行う検査において、正規分布に従わない分布に対しても誤判別の少ない判別しきい値の決定を可能とする。【構成】 良否判別しきい値が2つ必要でない場合には良・不良品の度数分布算出工程85により算出される1つの度数分布、2つ必要である場合には良・不良品の度数分布算出工程86、良・不良品分布の代表値計算工程87、良・不良品分布の分散計算工程88、特徴量範囲分割工程89により算出される2つの度数分布を得る良・不良品の度数分布算出工程80と、良・不良品分布の代表値計算工程81と、良・不良品の累積度数分布計算工程82と、累積度数分布の荷重和計算工程83と、累積度数分布荷重和の最小値検出工程84からなり、累積度数分布荷重和の最小値検出工程84より検出される最小値と対応する特徴量値を良否判定しきい値とする。
請求項(抜粋):
被検査物を視覚センサが撮像して映像信号を出力し、前記映像信号をディジタル化して得られる画像データより被検査物の特徴量を計算し、前記特徴量と良否判別しきい値との大小比較により良否を判別する検査において、良品と不良品それぞれについて特徴量の値に対する度数分布を計算する第1の工程と、前記度数分布より良品と不良品のそれぞれの分布について特徴量の代表値を計算する第2の工程と、前記代表値の大小関係に応じて代表値が大となる分布については特徴量が小より大となる方向、代表値が小となる分布については特徴量が大より小となる方向にそれぞれの累積度数を計算する第3の工程と、前記の良品と不良品の各累積度数に荷重係数を乗じた後にそれらの和を計算する第4の工程と、前記の和の最小値を検出する第5の工程を備え、第5の工程で得られる和が最小となる特徴量の値を良否判別しきい値とすることを特徴とする良否判別しきい値決定方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G01N 21/88

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