特許
J-GLOBAL ID:200903014762368796

生海苔の異物除去方法及び異物除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306740
公開番号(公開出願番号):特開平9-121824
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】海苔混合液に含まれるロープ等の比較的大きな異物や小エビ等の比較的小さな異物を共に効率良く除去すること。【解決手段】貯留タンク1内に、周壁に生海苔の厚みより大きくて除去すべき異物より小さい隙間30を有する第1分離室17を設け、隙間30から出た海苔混合液を貯留する貯留タンク68内に、周壁の少なくとも一部に小さな異物を通すが生海苔を通さない大きさの多数の小孔78を有する第2分離室80を設ける。第1分離室17に海苔混合液を供給可能な供給口35と開放可能な異物排出口40を設け、第2分離室80内に撹拌装置90を設け、貯留タンク68に開放可能な異物排出口83を設ける。
請求項(抜粋):
生海苔から異物を除去する生海苔の異物除去方法において、海から採取した海苔原藻を粗切りし、その粗切り状態の生海苔の海苔混合液を生海苔の厚みより大きくて除去すべき異物より小さい隙間を有する第1分離室に供給し、第1分離室内の生海苔と小さな異物を液体と共に隙間から第1分離室外に出し、比較的大きな異物を隙間に掛止させて第1分離室内に残して除去し、第1分離室外に出た生海苔の海苔混合液を小さな異物を通すが生海苔を通さない多数の小孔を有する第2分離室に供給して撹拌し、生海苔と液体を第2分離室内に残すと共に小さな異物を液体と共に小孔から第2分離室外に出して除去することを特徴とする生海苔の異物除去方法。

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