特許
J-GLOBAL ID:200903014764047229

データ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-046588
公開番号(公開出願番号):特開平5-252047
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ユニバーサル符号に従うデータ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式に関し、ユニバーサル符号に従う通信システムにおいてのデータ圧縮・復元処理において、復元側でエラーが発生しても、ユニバーサル符号化/復号化処理を最初からやり直さなくても済むようにするとともに、ユニバーサル符号に従う記憶システムにおいてのデータ圧縮・復元処理において、復元側でエラーが発生しても、全部のデータを復元できるようにすることを目的とする。【構成】ユニバーサル符号化/復号化処理により蓄積される学習データを一定期間毎に初期化していく構成を採って、ユニバーサル符号化/復号化処理を実行していくとともに、復元側でエラーが発生する場合には、そのエラー発生期間の復元データとして隣接する一定期間の復元データを設定していくように構成する。
請求項(抜粋):
データ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式であって、圧縮側では、学習データを蓄積手段(11)に蓄積しつつ、該蓄積手段(11)の管理する学習データを基にして処理対象データのユニバーサル符号化処理を実行する符号化手段(10)と、該符号化手段(10)の実行する符号化処理の周期的な一定期間経過を検出する期間検出手段(12)と、該期間検出手段(12)の検出する一定期間毎に、該蓄積手段(11)の管理する学習データを初期化する初期化手段(13)と、該期間検出手段(12)の検出する一定期間毎に、該符号化手段(10)の出力する圧縮データに識別符号を付加する付加手段(14)とを備え、一方、復元側では、学習データを蓄積手段(21)に蓄積しつつ、該蓄積手段(21)の管理する学習データを基にして処理対象符号のユニバーサル復号化処理を実行する復号化手段(20)と、該復号化手段(20)の実行する復号化処理の周期的な上記一定期間経過を検出する期間検出手段(22)と、該期間検出手段(22)の検出する一定期間毎に、該蓄積手段(21)の管理する学習データを初期化する初期化手段(23)と、該期間検出手段(22)の検出する一定期間毎に、処理対象符号に識別符号が付加されているか否かをチェックすることでエラー発生を検出するエラー検出手段(24)と、該エラー検出手段(24)がエラー発生を検出するときに、該エラー発生期間の復元データとして隣接する一定期間の復元データを設定するエラー処理手段(25)とを備えることを、特徴とするデータ圧縮・復元処理における誤り制御処理方式。

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