コンピュータ囲碁の死石指定方法およびそのシステム

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：青山葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-025594
公開番号（公開出願番号）：特開平6-126021
出願日： 1992年08月20日
公開日（公表日）： 1994年05月10日
要約：

【要約】【目的】コンピュータ囲碁装置において、終局場面での死石指定が短時間で行えるようにする。【構成】最初に、1ブロックの1つの石(f)が打ち手により指定される。それ以降のステップはコンピュータ囲碁装置に組み込まれる囲碁ゲームソフトウェアーで実行される。指定石(f)の座標を第1の検索座標とし、これに基づいてその周囲の座標が検索され、これらの周囲の座標でかつ指定石と同石の座標も第2、第3・・・の検索座標(7-2,6-3,5-2,6-1)として連鎖的に上記検索のステップが実行される。そして、検索された同石には死石マークが付与されかつ死石座標として記憶される。これにより、1つのブロックのすべての死石が指定される。

請求項（抜粋）：

1ブロック中の一つの石(f)が指定石として指定されたとき、この石(f)の座標を第1検索座標とする第1ステップと、第1検索座標の周囲、左右上下、の4つの座標それぞれについて検索し、第1検索座標の石と同石または空白(10-17,9-16,10-15)の座標を一時記憶する第2ステップと、第1検索座標が同石座標叉は空白座標のいずれであるかを判別する第3ステップと、第3ステップにおける判別の結果が同石座標の場合には、その同石座標に死石マークを付けるとともに、座標記憶手段にその死石座標を記憶させる第4ステップと、第2ステップで一時記憶された各同石の座標および空白座標(10-17,9-16,10-15)を順次第2、第3・・・第N検索座標として各座標につき順次上記第2〜4ステップを繰り返す第5ステップと、を含むことを特徴とするコンピュータ囲碁の死石指定方法。

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