特許
J-GLOBAL ID:200903014768531877

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大庭 咲夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-289400
公開番号(公開出願番号):特開2002-097911
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時において、アンロック作動が迅速に得られるとともに、ハウジング部材とロータ部材の相対回転がアンロック作動に対して相対的に遅くなり、高応答の位相制御時にも、ハウジング部材とロータ部材の相対回転によって第1制御機構または第2制御機構のロック部材が挟まれないようにすること。【解決手段】 ロック位相位置にて進角側への相対回転を規制する第1制御機構B1を通して進角油室R1に作動油を給排可能とし、ロック位相位置にて遅角側への相対回転を規制する第2制御機構B2を通して遅角油室R2に作動油を給排可能とし、進角油室R1と第1制御機構B1を連通させる通路P1および遅角油室R2と第2制御機構B2を連通させる通路P2がロック位相位置にて共に絞りとして機能するように設定した。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸またはカム軸と一体的に回転するハウジング部材と、このハウジング部材に設けたシュー部に相対回転可能に組付けられてベーン部にて前記ハウジング部材内に進角油室と遅角油室を形成し前記カム軸または前記クランク軸と一体的に回転するロータ部材と作動油の供給によりアンロック作動して前記ハウジング部材と前記ロータ部材の相対回転を許容し作動油の排出によりロック作動して前記ハウジング部材と前記ロータ部材の相対回転を最進角位相位置と最遅角位相位置間の両端回転限界位置を除いた中間領域内のロック位相位置にて規制する相対回転制御機構と、前記進角油室および前記遅角油室と前記相対回転制御機構への作動油の給排を制御する油圧回路を備えた弁開閉時期制御装置において、前記相対回転制御機構を、前記ロック位相位置にてロック作動したとき進角側への相対回転を規制する第1制御機構と、前記ロック位相位置にてロック作動したとき遅角側への相対回転を規制する第2制御機構にて構成し、前記油圧回路から前記第1制御機構を通して前記進角油室に作動油を給排可能とし、かつ前記油圧回路から前記第2制御機構を通して前記遅角油室に作動油を給排可能とし、前記進角油室と前記第1制御機構を連通させる通路および前記遅角油室と前記第2制御機構を連通させる通路が前記ロック位相位置にて共に絞りとして機能するように設定したことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
Fターム (18件):
3G018AB12 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA53 ,  3G018DA54 ,  3G018DA56 ,  3G018DA57 ,  3G018DA70 ,  3G018DA74 ,  3G018EA21 ,  3G018FA01 ,  3G018FA16 ,  3G018GA02 ,  3G018GA03 ,  3G018GA11 ,  3G018GA22 ,  3G018GA38

前のページに戻る