特許
J-GLOBAL ID:200903014768926898

オイルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-034926
公開番号(公開出願番号):特開平8-226547
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 リップ先端の摩耗時におけるシール性の低下を好適に抑制するネジ付きオイルシールを提供する。【構成】 オイルシール10の突条36は、リップ先端26から離隔するに従ってその高さHが大きくされている。そのため、リップ部18のリップ先端26が摩耗してリップ接触幅dL が大きくなった際には、突条36のうち高さHの大きい部分が摺接させられることとなり、突条36の当たり幅dS が大きくなる。これにより、リップ先端26が摩耗するに従って突条36による漏れ出ようとするオイルを押し戻す推力が増大して、十分なポンプ作用が得られることとなり、リップ先端26の摩耗時におけるシール性の低下が好適に抑制される。
請求項(抜粋):
回転軸の外周面および該回転軸の一部を収容するハウジング部材の収容穴内周面の一方に設けられる環状摺接面に先端を摺接させるためのリップ部と、該リップ部の先端から前記回転軸の軸心方向におけるシール外側へ向かう程該環状摺接面から離隔するように形成されたテーパ面と、前記環状摺接面とリップ部との間からシール外側へ向かって漏れるオイルに対してシール内側へ向かう方向の推力を与えるために前記テーパ面において前記回転軸の軸心方向に対して傾斜するように形成された複数本の突条とを備え、前記回転軸の外周面および前記ハウジング部材の収容穴内周面の他方に固定されるオイルシールであって、前記突条が、前記リップ部の先端から離隔するに従って前記テーパ面からの高さが高くなるように形成されていることを特徴とするオイルシール。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭48-019811

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