特許
J-GLOBAL ID:200903014775643451

ガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050691
公開番号(公開出願番号):特開平10-249583
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 Ar-CO2 系混合ガスを用いたガスシールドアーク溶接において、高精度なアークの安定性、良好なビード形状、高靭性を備えたフラックス入りワイヤを提供する。【解決手段】 溶接によってシームされた鋼製外皮からなるワイヤに、以下の条件を満足するフラックス、すなわち、ワイヤ全重量に対して重量%を特定した TiO2 、 SiO2 、 Zr02 、Al2 O3、NA2 O+ K2 O、金属弗化物よりなるスラグ剤およびアーク安定剤と、C、Si、Mn、Mgよりなる合金剤および金属脱酸剤と、Fe:2%以上とを充填し、さらに下式(1)で規定される四分法によるワイヤ横断面における鉄の偏析率が10%以下であることを特徴とする。鉄の偏析率:PFe(%)=Max.AFe-Min.AFe ............(1)。ここで、Max.AFe:4等分割したワイヤ断面中に占める鉄の面積率の最大値Min.AFe:4等分割したワイヤ断面中に占める鉄の面積率の最小値
請求項(抜粋):
Ar-CO2 系混合ガスを用いるガスシールドアーク溶接用フッラクス入りワイヤにおいて、溶接によってシームされた鋼製外皮からなるワイヤに、以下の条件を満足するフラックス、すなわちワイヤ全重量に対して重量%で、TiO2 :4.0〜6.0%、SiO2 :0.2〜0.8%、ZrO2 :0.4〜0.8%、Al2 O3 :0.2〜0.8%、Na2 O+K2 O:0.06〜0.25%、金属弗化物:0.1〜0.4%よりなるスラグ剤およびアーク安定剤と、C :0.03〜0.06%、Si:0.20〜0.80%、Mn:1.50〜2.20%、Mg:0.30〜0.60%よりなる合金剤および金属脱酸剤と、Fe:2%以上とを充填し、さらに下式(1)で規定される四分法によるワイヤ横断面における鉄の偏析率が10%以下であることを特徴とするガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。 鉄の偏析率:PFe(%)=Max.AFe-Min.AFe ............(1)ここでMax.AFe:4等分割したワイヤ断面中に占める鉄の面積率の最大値Min.AFe:4等分割したワイヤ断面中に占める鉄の面積率の最小値

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