特許
J-GLOBAL ID:200903014780932054

シール溝付き樹脂圧力容器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-232139
公開番号(公開出願番号):特開平8-075001
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 切削加工によらずともシール溝の形成ができ、シール溝へのシール材の装着をシール材を変形させることなく行い得、自動化が容易で量産性に優れる樹脂製圧力容器の構造および製造方法を提供すること。【構成】 筒状を呈しその一端縁に突出した環状凹部21を有する第一の容器片2と、同様に筒状を呈しその一端縁に前記環状凹部21の突出長よりも短尺の突出長の環状凸部31を有する第二の容器片3とを樹脂の射出成型により形成し、これら容器片のそれぞれの環状凹部21と環状凸部31とを嵌合させ、前記突出長の相違に基づき生ずるシール溝となる環状溝5をその内周に保有する状態で超音波溶着し両者を連結する。容器片2,3を嵌合させる際に予めシール材4を環状凹部21に装着しておくことが自動化を図るには望ましい。
請求項(抜粋):
樹脂からなる複数の筒状容器片の連結溶着体からなり、これら容器片はその連結部付近において内径及び/又は外径が略等しく、前記容器片の連結は一方の容器片の連結側端縁に設けられた環状凸部と、他方の容器片の連結側端縁に設けられた環状凹部との嵌合で達成され、前記環状凸部又は環状凹部の前記端縁からの突出長さのいずれかが相対的に短尺とされており、これにより連結時に容器の内周または外周に生ずる環状溝をシール溝としたことを特徴とするシール溝付き樹脂圧力容器。
IPC (2件):
F16J 12/00 ,  F16J 15/06

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