特許
J-GLOBAL ID:200903014782041734

位相差板固定構造物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136764
公開番号(公開出願番号):特開平5-333209
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】高温高湿下での発泡や剥離現象のない粘着剤を用いた位相差板固定構造物を提供する。【構成】被着体1の一面上に粘着剤層2を介して位相差板3と偏光板4とを順次設けた構造物である。粘着剤層2は、n-ブチルアクリレート52重量部と、エチルアクリレート40重量部と、アクリル酸3重量部と、N-ビニルピロリドン5重量部と、ラウリルメルカプタン0.02重量部とからなる配合物を共重合し、重量平均分子量70万、ガラス転移温度-10°Cのアクリル系共重合体100重量部と、ロジン変性フェノール樹脂5重量部とを含有するアクリル系粘着剤組成物を用いている。
請求項(抜粋):
被着体面上に粘着剤層を介して位相差板と偏光板とが順次設けられた構造物において、粘着剤層に、(A)(a)一般式CH2 =CR1 COOR2 (式中、R1 は水素またはメチル基、R2 は炭素数1〜18のアルキル基)で表されるアルキル(メタ)アクリレートモノマーの少なくとも1種70〜97重量部と、(b)アクリル酸またはメタクリル酸1〜10重量部とを主成分として共重合され、重量平均分子量(Mw)が50万以上で、ガラス転移温度が-25°C以上であるアクリル系共重合体100重量部と、(B)多官能基を有する有機化合物または有機金属化合物0.001〜5重量部と、(C)軟化点が150°C以上の高軟化点粘着付与樹脂を50重量%以上含む粘着付与樹脂1〜30重量部とを含有するアクリル系粘着剤組成物を用いたことを特徴とする位相差板固定構造物。

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