特許
J-GLOBAL ID:200903014782956899

被覆焼結体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039018
公開番号(公開出願番号):特開平6-248422
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 ダイヤモンドまたは硬質炭素を被覆した焼結体の密着性、耐久性、結晶性、平坦性等を向上する。【構成】 炭化タングステンや炭化チタン等をコバルトやニッケルなどをバインダーとして焼結した超硬合金を基材とし、表面にダイヤモンドまたは硬質炭素膜が被覆される被覆焼結体において、中間層に500Å以下の平均結晶粒径またはアモルファス状の窒化アルミニウムまたは窒化アルミニウムを主成分または主体構成物とする層を設ける。この層を形成する方法としてホローカソード型イオンプレーティング法等を用い、基材に高周波電力を投入を行う。【効果】 この被覆焼結体は切削工具、耐摩耗工具・部品等として耐摩耗性をはじめとする耐久性に優れたものとして使用でき、平坦なダイヤモンド被膜を提供できる。
請求項(抜粋):
コバルトやニッケルなどをバインダーとして焼結した炭化タングステンや炭化チタン等の超硬合金を母材とし、この母材表面にダイヤモンドをはじめとする硬質炭素被膜を形成する被覆焼結体の製造方法において、金属アルミニウムと窒素または窒素含有気体から、ホローカソード型イオンプレーティング法またはアーク放電を利用した薄膜形成法により、母材表面と硬質炭素被膜との間に、結晶粒の大きさが平均500オングストローム以下かアモルファス状の窒化アルミニウムまたは窒化アルミニウムを主成分とするか、あるいは窒化アルミニウムを主体とする構造を持つ物質からなる層を形成することを特徴とする被覆焼結体の製造方法。
IPC (6件):
C23C 14/06 ,  B22F 3/24 102 ,  C22C 1/05 ,  C23C 14/32 ,  C23C 16/26 ,  C23C 28/04

前のページに戻る