特許
J-GLOBAL ID:200903014785044734

燃料電池で利用するための一酸化炭素優先酸化プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 和壽 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-500472
公開番号(公開出願番号):特表2003-535014
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】一酸化炭素の濃度を低下させるための優先的酸化ステップを含む燃料電池で使用するための水素発生プロセスが開示されている。上記優先的酸化ステップは水素と一酸化炭素を含む燃料ストリームを酸素の存在下で70-160°Cの範囲の優先的酸化温度で優先的酸化触媒と接触させて、一酸化炭素の濃度を低下させ、50ppm-体積以下の一酸化炭素を含む処理済み燃料ガスを生成するステップを含んでいる。この優先的酸化触媒は低密度、高多孔性のアルミナ基質上に分散されたルテニウム金属を含んでいる。このアルミナ基質が二項孔分布を有しており、平均孔分布が20-3000オングストロームの場合に130°C以下の低い優先的酸化温度ですぐれた性能が観察された。この優先的酸化触媒は、燃料電池に供給される燃料ガスストリーム内の一酸化炭素を減少させるために用いることができる。燃料電池内においては、一酸化炭素は燃料電池における活性のある貴金属膜を阻害し、そして、より高い優先的酸化温度はガスストリームの水素含有量を減少させる。
請求項(抜粋):
一酸化炭素を転化するための優先的酸化プロセスにおいて、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、そして水で構成される燃料ストリームを、酸素含有ストリームの存在下で、160°C以下の優先的酸化温度を含む酸化条件の下で、見掛け嵩密度が0.2-0.7g/ccを有し、少なくともその一部が800-1500オングストロームの平均孔サイズを有し、さらにルテニウム金属を含むアルミナ基質で構成される優先的酸化触媒を含む優先的酸化ゾーンに送るステップと、一酸化炭素の含有量が約50ppm-体積以下である処理済の燃料ストリームを引き出すステップを含むことを特徴とするプロセス。
IPC (6件):
C01B 3/38 ,  B01J 23/46 301 ,  C10K 3/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/10
FI (6件):
C01B 3/38 ,  B01J 23/46 301 M ,  C10K 3/04 ,  H01M 8/06 G ,  H01M 8/00 Z ,  H01M 8/10
Fターム (44件):
4G069AA08 ,  4G069BA01A ,  4G069BA01B ,  4G069BB02A ,  4G069BB02B ,  4G069BC70A ,  4G069BC70B ,  4G069CC26 ,  4G069CC32 ,  4G069EA02Y ,  4G069EA04Y ,  4G069EC06X ,  4G069EC06Y ,  4G069EC07X ,  4G069EC07Y ,  4G069EC08X ,  4G069EC08Y ,  4G069EC16X ,  4G069EC16Y ,  4G069EC17X ,  4G069EC17Y ,  4G069EC20 ,  4G069EC21X ,  4G069EC21Y ,  4G069FA02 ,  4G069FB14 ,  4G069FB40 ,  4G069FB44 ,  4G069FC07 ,  4G069FC08 ,  4G140EA01 ,  4G140EA05 ,  4G140EB35 ,  4G140EB36 ,  4H060AA01 ,  4H060BB11 ,  4H060CC18 ,  4H060FF02 ,  4H060GG02 ,  5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17

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