特許
J-GLOBAL ID:200903014785549097

プレス成形性の良好な高強度鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294542
公開番号(公開出願番号):特開平6-145788
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 3〜20%含まれる残留オーステナイトの変態誘起塑性を利用するプレス成形性の良好な高強度鋼板の製造法。【構成】 C:0.06〜0.22%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.25〜1.5%と必要に応じMo:0.03〜0.3%を含み、かつAlとSi,Cの関係が0.6Si(%)≦Al(%)≦3-12.5C(%)を満足する鋼の冷延板を650〜900°Cの二相共存温度域で10秒〜3分焼鈍した後4〜200°C/sの冷却速度で350〜600°Cに冷却し、この範囲で5秒〜10分保持してから5°C/s以上の冷却速度で250°C以下に冷却することが特徴の残留オーステナイトを体積率で3〜20%含むプレス成形性の良好な高強度鋼板の製造方法。【効果】 連続焼鈍設備で容易なだけでなく、溶融メッキ設備でも製造可能で高強度鋼板の表面耐食性を向上できる。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.06〜0.22%Si:0.05〜1.0%Mn:0.5〜2.0%Al:0.25〜1.5%を含有し、かつAlとSi、Cの関係が0.6Si(%)≦Al(%)≦3-12.5C(%)を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼の冷延板を、650〜900°Cの二相共存温度域で10秒〜3分焼鈍した後、4〜200°C/sの冷却速度で350〜600°Cに冷却し、350〜600°Cの範囲の温度域に5秒〜10分保持してから5°C/s以上の冷却速度で250°C以下に冷却することを特徴とする、金属組織中に残留オーステナイトを体積率で3〜20%含むプレス成形性の良好な高強度鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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