特許
J-GLOBAL ID:200903014792439574

鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089160
公開番号(公開出願番号):特開平9-279246
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 MnSe、MnS をインヒビターとする方向性電磁鋼板の製造方法において、従来より低鉄損の鋼板を安定して製造する。【解決手段】 熱間圧延に供するスラブ中のTi、Al量を、それぞれTi:10ppm 以下、Al:10ppm 以下にする。中間焼鈍に引き続く冷却を、鋼板の表面温度が900〜200 °Cである間は冷却速度25°C/sec以上で急冷して炭化物の析出を防止する。中間焼鈍後の冷間圧延を、鋼板の表面が100 °C〜250 °Cとなる温度で行う。
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.06wt%、Si:2.0 〜4.0 wt%、Mn:0.01〜0.2 wt%及びSe、Sのいずれか1種又は2種を合計で0.005 〜0.1 wt%含有する方向性電磁鋼板用スラブを熱間圧延した後、中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延を施して最終冷延板厚とし、次いで脱炭を兼ねた一次再結晶焼鈍を行った後、焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上焼鈍を施す一連の製造工程よりなる方向性電磁鋼板の製造方法において、熱間圧延に供するスラブ中のTi、Al量を、それぞれTi:10ppm 以下、Al:10ppm 以下にすること、中間焼鈍に引き続く冷却を、鋼板の表面温度が900 〜200 °Cである間は冷却速度25°C/sec以上で急冷して炭化物の析出を防止すること、及び中間焼鈍後の冷間圧延を、鋼板の表面が100 °C〜250 °Cとなる温度で行うことの結合を特徴とする鉄損の低い方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-035817
  • 特開平1-139723

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