特許
J-GLOBAL ID:200903014792735173

カラー受像管におけるビーム補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153794
公開番号(公開出願番号):特開平5-091521
出願日: 1991年05月30日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 カラー受像管において色選別マスクを介した電子ビームと蛍光体との対応関係のズレを、ズレの向きに追従して補正する。【構成】 ABL(自動輝度制限)電圧は補正回路1に入力すると反転部2を通って積算検出部3に送られる。積算検出部3による積分出力は比較部6に送られて、電子ビームと蛍光体との間の対応ズレの変化量が反転する時点(変曲点)を判断するための基準電圧と比較される。その結果2値化された出力が積算出力部8での積分後にバッファ11、アンプ12を介して補正用コイル13に補正電流が供給される。補正用コイル13が作る磁界により電子ビームと蛍光体との対応関係が正される。
請求項(抜粋):
受像管の温度変化に伴う色選別マスクの位置変化に起因して電子ビームと蛍光体との間の対応関係のズレの向きがある時点を境として反転する特性を有するカラー受像管におけるビーム補正回路であって、電源投入後に自動輝度制限電圧をコンデンサで積分するとともに電源遮断後にはコンデンサを放電する積算検出部と、積算検出部の出力電圧を基準電圧と比較することによって上記のズレの変曲点を判断する比較部と、比較部の出力電圧を受けてコンデンサを充電する積算出力部と、該積算出力部のコンデンサの端子電圧を取り出すバッファと、バッファの後段に設けられ補正用コイルに補正電流を供給するアンプとを備え、補正用コイルの作る磁界によって電子ビームの方向を制御し、電子ビームと蛍光体との間の対応関係についてのズレの向きに応じてそのズレ量を補正するようにしたことを特徴とするカラー受像管におけるビーム補正回路。
IPC (2件):
H04N 9/28 ,  H04N 3/22

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