特許
J-GLOBAL ID:200903014804167907

半嵌合検知コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323916
公開番号(公開出願番号):特開平9-147984
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 両方のコネクタに可動部材を形成しなければならなかった。【解決手段】 第一コネクタハウジングとしての雌側コネクタ10の外周面には第一突き当て部と第二突き当て部として不動のコネクタロック突起12と検知リブ13とを形成しておき、第二コネクタハウジングとしての雄側コネクタ20には同雌側コネクタ10を挿入可能なフード部22を形成するとともに上記コネクタロック突起12と係合可能なロック片23と、このロック片23とフード部22との間に介在されて上記検知リブ13に突き当たって前後に進退動作するときに同ロック片23の撓み動作を規制したり許容するシャッタ24とを備えるようにしたため、一方の雌側コネクタ10には可動部材を形成せず、他方の雄側コネクタ20だけに可動部材を備えるように構成することができる。特に、電気機器を収容するケーシングと一体的に形成されたような場合にはこのケーシングの側を極めてシンプルに構成することができる。
請求項(抜粋):
それぞれ端子金具を保持する第一コネクタハウジングと第二コネクタハウジングとからなるとともに、上記第二コネクタハウジングの有する筒状部内に上記第一コネクタハウジングの筒内進入部を挿入させて合体するコネクタにおいて、上記第一コネクタハウジングは、上記筒内進入部の側面外面に向けて突出する第一及び第二の突き当て部を有し、上記第二コネクタハウジングは、上記筒状部の内側にて側面方向へ撓み動作可能に支持されつつ内周面側には上記第一の突き当て部が入り込んで係合可能な第一凹部を有するロック片と、上記筒状部の内側における上記ロック片と当該筒状部の内周壁との間で進退可能に支持されつつ開口側に付勢され、その先端面にて上記第二の突き当て部に当接可能な当接部とその奥側に同第二の突き当て部に干渉しない第二凹部を有するとともに、進退可能な動作範囲において奥側位置で上記ロック片と上記筒状部の内周壁との間から退避しつつ上記当接部は側面方向へ撓み動作して上記第二の突き当て部から退避可能となるシャッタとを具備することを特徴とする半嵌合検知コネクタ。

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