特許
J-GLOBAL ID:200903014809007576

強誘電体の低電界分極法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸島 儀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230253
公開番号(公開出願番号):特開平7-086659
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 強誘電体の分極を大気中で、低電圧印加によって行なうことを目的とする。【構成】 大気中において、対向電極間に強誘電体を配することにより、該強誘電体の分極したい部分もしくはパターン領域を、局所的にレーザー光線の照射などの手段を用いてキュリー温度近傍にまで昇温させ、強誘電体の抗電界を小さくした状態で電界を印加して分極を行なう。【効果】 第一に、従来絶縁油中で分極していたために必要となっていた、分極用の電極の設置を不要にすることもできるとともに、分極後の絶縁油の洗浄が不要となること、さらに分極時に印加していた電圧値を低減できたため、低コスト化が実現できるとともに、電圧印加時間も短縮できるため、作業工程に要する時間を短縮できる。また、第二に従来よりも高い分極率の値を得ることができ、厚い強誘電体材の分極も可能となった。
請求項(抜粋):
強誘電体の分極方法であって、強誘電体を大気中においてキュリー温度以上、もしくは近傍にまで加温して電界を印加することにより、前記強誘電体の分極せしめるべき部分、もしくはパターン領域を分極せしめることを特徴とする強誘電材料の分極方法。

前のページに戻る