特許
J-GLOBAL ID:200903014814700468

独立同期型シリアルデータ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020195
公開番号(公開出願番号):特開平5-219037
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】ベーシック・モードであれハイブリッド・モードであれ、ただ1つのバッファを通じてプリアンブルの長さを好適に制御し、ひいてはネットワーク中を伝送されるデータを、如何なる場合も良好に保全することのできる独立同期型シリアルデータ通信装置を提供する。【構成】入力されるプリアンブルの長さが規定長よりも長い場合に、バッファの使用率を優先させてこれが50%に近づくようプリアンブルを読み捨て、逆に同プリアンブルの長さが規定長よりも短い場合には、プリアンブル長の補正を優先させつつ、その範囲でバッファ使用率が50%に近づくよう、プリアンブルを増すか、或いはプリアンブルを読み捨てるにしてもその割合を減らす制御(ベーシック・モード時)、及び入力されるプリアンブルの長さが増す方向、或いは減らす方向に同じ方向で調整済みであると判断された場合に、当該データ(サイクル)についてのプリアンブル長の調整を控える制御(ハイブリッド・モード時)を、その都度検出される通信モードに応じて切り替える。
請求項(抜粋):
シリアルデータ伝送のための所定周波数のクロックを発生する内部クロック源と、シリアルデータをFIFO形式にて一時貯蔵するバッファ手段と、入力されるシリアルデータからその伝送クロックを抽出するクロック抽出手段と、この抽出されたクロックに基づいて当該シリアルデータを前記バッファ手段に書き込む書き込み制御手段と、前記バッファ手段の都度のデータ貯蔵量を検出する第1の検出手段と、前記入力されるシリアルデータに含まれるプリアンブルの長さを検出する第2の検出手段と、前記伝送されるシリアルデータが、非同期にて伝送される第1の通信モードであるか、同期及び非同期にて伝送される第2の通信モードであるか、を検出する第3の検出手段と、この第3の検出手段による検出結果が第1の通信モードであるとき、前記第1及び第2の検出手段による検出出力に基づき、第1の検出手段の検出出力がその検出範囲の最大値を下回り且つ第2の検出手段の検出出力が基準値を下回るとき、及び第1の検出手段の検出出力がその検出範囲の中心所定範囲値を下回るときには、前記内部クロック源から発生されるクロックの位相を遅らせ、第1の検出手段の検出出力がその検出範囲の中心所定範囲値を上回り且つ第2の検出手段の検出出力が基準値以上であるときには、前記内部クロック源から発生されるクロックの位相を進ませ、それ以外のときには、前記内部クロック源から発生されるクロックの位相をシリアルデータ伝送のための標準位相に維持する制御を行う第1のクロック位相制御手段と、同第3の検出手段による検出結果が第2の通信モードである旨示すとき、前記第1及び第2の検出手段による検出出力に基づき、第1の検出手段の検出出力がその検出範囲の中心所定範囲値を下回り且つ第2の検出手段の検出出力が基準値以下であるときには、前記内部クロック源から発生されるクロックの位相を遅らせ、第1の検出手段の検出出力がその検出範囲の中心所定範囲値を上回り且つ第2の検出手段の検出出力が基準値以上であるときには、前記内部クロック源から発生されるクロックの位相を進ませ、それ以外のときには、前記内部クロック源から発生されるクロックの位相をシリアルデータ伝送のための標準位相に維持する制御を行う第2のクロック位相制御手段と、これら位相制御されたクロックに基づいて、前記バッファ手段に貯蔵されているデータを次局への出力シリアルデータとして読み出す読み出し制御手段と、を具える独立同期型シリアルデータ通信装置。
IPC (4件):
H04L 7/00 ,  H04L 7/02 ,  H04L 13/08 ,  H04Q 11/04 304
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-087119
  • 特開平2-307363

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