特許
J-GLOBAL ID:200903014823477763

電解水生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-306988
公開番号(公開出願番号):特開平8-141569
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 電解槽の逆洗中に、原水に電解質を添加すると同時に有機酸を添加することにより、陰極室上部近傍および陰極吐出管のカルシウムの析出物を除去すると共に、陽極室から吐出する陰極水のpHを低くしてORP計の電極を保護する。【構成】 逆洗に際して、電解質を添加しながら逆洗する。そしてバルブ19を開放すると原水の一部は給水管17を介して添加筒16に流れ、添加筒に薬剤が収納されているときは薬剤を溶解して流出管18から給水管11、12を介して電解槽に供給される。この際、陰極室に添加された薬剤は正常運転中にできた陰極室上部近傍の電解電流密度の小さい領域や陰極吐出配管のカルシウムの析出物を溶解することができる。また、陽極室から吐出する陰極水を中和してそのpHを低くし、陽極配管中に配設したORP計の電極の機能低下を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
電解槽の原水供給側に電解質を供給する手段を設けると共に、イオン透過性隔膜で分割され、陰電極を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室との陰陽電極間に直流電圧を印加し、連続して電解槽に流入した原水を電解する電解水生成装置にあって、上記手段と電解槽の間に原水供給管から分岐した流路を設け、該流路に薬剤供給手段を設けて、電解槽を逆洗するさい、少なくとも電解質を供給すると共に、該薬剤供給手段より有機酸を電解槽に供給した状態で逆洗を行うことを特徴とする電解水生成装置。

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