特許
J-GLOBAL ID:200903014829752820

動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-017485
公開番号(公開出願番号):特開平7-215225
出願日: 1994年02月14日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 操舵補助用のモータと舵取機構との連結を過大な回転トルクの作用時に遮断する簡素な構成のトルクリミッタを、減速装置としてのウォーム及びウォームホィールの動作を阻害することなく実現する。【構成】 舵取機構への伝動軸となる出力軸2の中途部に、一側にテーパ環8bを備えたロックナット8を螺合する。ウォームホィール6の軸心部に形成されたテーパ状の嵌合孔を、滑り板9を介してテーパ環8bの外側に嵌め合わせ、ロックナット8の締め付けにより、ウォームホィール6を出力軸2の一部に設けた支え部25に押し付けて固定し、このウォームホィール6の外側のギヤ部6bに、操舵補助用のモータの出力側に直結されたウォーム7を噛合させる。通常時には、モータの回転力をウォーム7を介してウォームホィール6に伝達し、滑り板9での摩擦を介して出力軸2に伝達する。モータロックによる過大な回転トルクの作用時には、滑り板9での滑りにより出力軸2の遊転を許容する。
請求項(抜粋):
操舵補助用の電動モータの出力側に直結されたウォームと、車両の舵取機構に連なる出力軸に同軸的に取り付けられて前記ウォームに噛合するウォームホィールとを備え、舵輪に加わる操舵トルクの検出結果に基づいて駆動される前記電動モータの回転力を、前記ウォームと前記ウォームホィールとによる減速を経て前記出力軸に伝えるようにした電動式の動力舵取装置において、前記出力軸外周のねじ部に螺合するロックナットと、該ロックナットの螺進側にて前記出力軸に外嵌され、螺進方向に向けて外径を縮小するテーパ環と、前記ウォームホィールの軸心部に貫通形成され、前記テーパ環に嵌合するテーパ状の嵌合孔と、前記ロックナットの螺進により前記テーパ環と前記嵌合孔との嵌合面を介して軸長方向に押圧される前記ウォームホィールを、前記押圧に抗して支える支え部とを具備することを特徴とする動力舵取装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-164671
  • 特開平1-223070
  • 特開平2-120177

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