特許
J-GLOBAL ID:200903014835643391

自動引き込み式針を備える注射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  篠崎 正海 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-505128
公開番号(公開出願番号):特表2005-525879
出願日: 2003年05月16日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
注射装置が針を有しており、前記針は、注射装置が作動されたとき最初に突出させられ、次いで液体が針から押し出され、最後に針は自動的に引っ込められる。針は、バレル状の本体内で縦方向に滑動可能なカプセルから前方へ延びており、通常は相対的に力が弱いばねがカプセルと針を引っ込めた状態で維持している。より強力なばねが、ロッド部品(27A、27B)によって構成されたプランジャに反対方向に作用し、プランジャは、解放されたときカプセル内の液体に作用することによってカプセルを前方へ急速移動させ、次いで突出している針から液体を押し出す。前進行程の終わりに、プランジャとカプセルは切り離されて、力が弱いばねが使用済みのカプセルとその針を引き込み位置に戻す。ロッド部品(27A)のピストン(31)によって提供される空動接続が、ロッド部品(27B)のシリンダ(32)においてダンパーとして働いて、切り離しが生じる前に全投与量が針から排出されることを保証する。
請求項(抜粋):
バレルと、バレルの中のばね荷重式駆動部材と、前記駆動部材をバレル内で前方へ跳ね返らせることを可能にする解放機構と、バレル内に装填されたばね荷重式カプセルと、カプセルに結合された針であって初期的にはバレルの前端で引き込み位置にある針と、前記駆動部材のばね荷重に対抗しているが前記ばね荷重より力が弱いカプセルのばね荷重と、前記駆動部材の前端が協働するプランジャと、前進行程の終わりに前記駆動部材からプランジャを切り離すための切離し機構とを含んで成る注射装置であって、 前記前進行程は、第一にカプセルと針とを針突出位置まで駆動し、前記駆動部材はプランジャとカプセル装薬とを介して作用し、第二に前記前進行程は、カプセル装薬が針から排出されるようにプランジャを押しやり、次にカプセルを針引き込み位置に戻すためにカプセルのばね荷重が切離し機構によって解放され、またプランジャは二部品部分を、当該二部品部分の間の遅延運動接続と共に含み、該遅延運動接続は作動の際に、切離し機構が作動されるところの位置までのプランジャの全作動を、針から所要の装薬を排出するために必要な全行程をプランジャが完了する時まで遅らせるように働く注射装置。
IPC (1件):
A61M5/32
FI (1件):
A61M5/32
Fターム (5件):
4C066AA01 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066FF05 ,  4C066LL25

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