特許
J-GLOBAL ID:200903014842114973

距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市村 健夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142224
公開番号(公開出願番号):特開平7-325153
出願日: 1994年06月02日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 廉価に構成し、装置間の干渉確率を低減し、且つレーザ光に対する目の安全性を高めた距離測定装置を提供する。【構成】 タイミング制御手段1から出力する測距開始信号を、基準クロックに同期してランダムな長さの第1の遅延時間だけ遅延する第1の遅延手段9と、更に基準クロックの周期内で変化する長さの第2の遅延時間だけ遅延する第2の遅延手段10とを有し、送信は第1の遅延手段9と第2の遅延手段10による遅延測距開始信号により行い、受信信号のサンプリングは第1の遅延手段9による遅延測距開始信号と共に開始し、波形をメモリ4に記憶させる。
請求項(抜粋):
基準クロックを発生する基準クロック発生器と、前記基準クロックと同期する測距開始信号を出力するタイミング制御手段と、前記測距開始信号に応答して光パルスを送信する送信手段と、前記送信手段から送信され測定対象物で反射した前記光パルスを受信して受信信号を出力する受信手段と、前記基準クロックに同期して前記受信信号をディジタル受信信号に変換するA/D変換手段と、前記ディジタル受信信号の計数値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記計数値から形成されたパルス波形によって前記光パルスが送信されてから受信するまでの時間を計測して前記測定対象物までの距離を演算する演算手段とを具備する距離測定装置において、前記測距開始信号を前記基準クロックに同期してランダムな長さの第1の遅延時間だけ遅延し、第1遅延測距開始信号を出力する第1の遅延手段と、前記第1遅延測距開始信号を受けて前記基準クロックの周期内で変化する長さの第2の遅延時間だけ遅延し、第2遅延測距開始信号を出力する第2の遅延手段とを具備し、前記送信手段は、第2遅延測距開始信号に同期して光パルスを送信し、前記A/D変換手段は、前記第1遅延測距開始信号の出力と同時に前記受信信号のディジタル受信信号への変換を開始し、前記演算手段は、前記第2の遅延時間が同一な複数個の第2遅延測距開始信号の出力により、前記記憶手段に記憶された複数個の前記計数値を平均値に算出する平均値算出手段と、前記第2の遅延時間が異なる複数個の第2遅延測距開始信号の出力により、前記記憶手段に記憶された複数個の前記計数値を前記第2の遅延時間の長さの順に整列する整列手段とを有し、前記整列手段により合成された前記パルス波形によって前記時間を計測して前記測定対象物までの距離を演算することを特徴とする距離測定装置。

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