特許
J-GLOBAL ID:200903014845286490

回転数適応型消振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023431
公開番号(公開出願番号):特開平9-217789
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 慣性ブロックの支承が回転運動の初めと終りに許容しがたい騒音が発生することのない回転数適応型消振器を提供すること。【解決手段】回転軸(3)の周りに回転可能なハブ部(1)と回転軸(3)から隔たる回動軸の周りに回転運動(4)に追従して回動可能な複数個の慣性ブロック(2)からなり、周方向に間隔をおいて回転軸(3)と平行に延びる2本のピン(5)で各慣性ブロック(2)がハブ部(1)に支承され、ピン(5)が、ハブ部(1)の区域では回転軸(3)の方向にU字形に、また慣性ブロック(2)の区域では逆方向にU字形に開放した輪郭を有する曲線路(6)の上を転動することができ、ピン(5)が各曲線路(6)の反対側で案内路(7)によって案内される、回転数適応型消振器。
請求項(抜粋):
回転軸(3)の周りで回転可能なハブ部(1)と、前記回転軸(3)から隔たる回動軸の周りで前記ハブ部(1)の回転運動(4)に追従して回動可能な複数個の慣性ブロック(2)とからなり、前記の各慣性ブロック(2)が周方向に間隔をおいて前記回転軸(3)と平行に延びる2本のピン(5)で前記ハブ部(1)に支承され、前記ピン(5)が、前記ハブ部(1)の区域では回転軸(3)の方向にU字形に開放した輪郭を有する曲線路(6)上を転動可能であると共に、前記慣性ブロック(2)の区域では逆方向にU字形に開放した輪郭を有する上記とは別の曲線路(6)上を転動可能である、回転数適応型消振器であって、前記ピン(5)が、前記各曲線路(6)の反対側にそれぞれ位置する各案内路(7)により案内されることを特徴とする、回転数適応型消振器。

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