特許
J-GLOBAL ID:200903014849644200

グラス被膜と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309162
公開番号(公開出願番号):特開平8-165521
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 最終仕上焼鈍工程で極めて均一で高張力のグラス被膜をコイル全面に亘って形成すると共に磁気特性の良好な方向性電磁鋼板を得る。【構成】 C;0.01〜0.075%、Si;2〜4.5%、Si;0.015%以下、酸可溶Al;0.01〜0.035%、Ni;0.012%以下、Mn;0.05〜0.45%、残部をFeと不可避の不純物からなる電磁鋼スラブを1280°C以下で加熱後、熱延、冷延し、最終板厚とした後、脱炭と窒化焼鈍をし、焼鈍分離剤塗布後仕上げ焼鈍し、絶縁被膜剤処理することからなる製造方法において、焼鈍分離剤としてMgO100重量部に対しハロゲン化合物の1種又は2種以上をF,Cl,Br,Iとして0.015〜0.120重量部含むスラリーを塗布乾燥後、最終仕上げ焼鈍の850〜1100°Cの領域を昇温率12°C/Hr以下で昇熱することを特徴とするグラス被膜と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC ;0.010〜0.075%、Si;2.0〜4.5%、S ;0.015%以下、酸可溶Al;0.010〜0.035%、N ;0.012%以下、Mn;0.05〜0.45%、残部をFe及び不可避の不純物からなる電磁鋼スラブを1280°C以下の低温でスラブ加熱を行った後、熱延し、1回又は中間焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とし、脱炭焼鈍と窒素焼鈍をし、焼鈍分離剤を塗布後、仕上げ焼鈍し、絶縁被膜処理することからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、焼鈍分離剤としてMgO100重量部に対し、ハロゲン化合物の1種又は2種以上をF,Cl,Br,Iとして0.015〜0.120重量部含む焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上げ焼鈍の850〜1100°Cの平均昇温率を12°C/Hr以下として昇熱後、高温仕上げ焼鈍することを特徴とするグラス被膜と磁気特性の極めて優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  C23C 22/00 ,  H01F 1/16

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