特許
J-GLOBAL ID:200903014864938244
ポリプロピレン組成物およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-185717
公開番号(公開出願番号):特開2002-003669
出願日: 2000年06月21日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 粒子状で得られかつフィルム加工した場合にそれ自体で優れた低温ヒートシール性能を発揮できるポリプロピレン組成物、およびその製造方法を提供することにある。【解決手段】 ランダム共重合体(A)とランダム共重合体(B)を、組成物重量に基づきそれぞれ10〜90%および90〜10%含むことからなるポリプロピレン組成物であって、ランダム共重合体(A)は式(1)【化1】(式中、Mは遷移金属、Xはハロゲン原子等、m、nは1〜3の整数、R1とR2は炭素数1〜20の炭化水素基、珪素含有炭化水素基、シクロペンタジエニル構造環上で環を形成する2価の環形成性炭化水素基、Qは珪素原子またはゲルマニウム原子、R0は炭化水素基等)のメタロセン化合物から得られる触媒の存在下に、プロピレンとエチレン/1-ブテンを共重合して得られるランダム共重合体、ランダム共重合体(B)は上記ランダム共重合体(A)を基にプロピレンとエチレン/1-ブテンを追加的に共重合して得られるランダム共重合体、およびその製造方法。
請求項(抜粋):
以下に示すランダム共重合体(A)とランダム共重合体(B)を、組成物重量に基づきそれぞれ10〜90%および90〜10%含むことからなるポリプロピレン組成物。ランダム共重合体(A):式(1)【化1】(式中、Mは遷移金属を示し;Xはそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を示し;mとnはそれぞれ1〜3の整数であり;R1とR2はそれぞれは独立して炭素数1〜20の炭化水素基、珪素含有炭化水素基、またはシクロペンタジエニル環上の相隣接する2個の炭素原子と結合して炭素数4〜8の1次炭化水素環を形成し、かつ炭化水素基で置換されていても良い1以上の2次炭化水素環を形成可能な2価の環形成性炭化水素基を示すが、R1とR2が共に環形成性炭化水素基である場合には、これらの基はMを含む対称面が相互に存在しないものに限られ;Qは珪素原子またはゲルマニウム原子を示し;R0はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を示す)で表されるメタロセン化合物と、アルミノキサン、微粒子状担体および有機アルミニウム化合物とを含むオレフィン重合用メタロセン系触媒またはチ-グラ-ナッタ触媒の存在下に、プロピレンとエチレンおよび/または1-ブテンを共重合して得られる重合体であって、エチレン含有量が0〜10重量%、1-ブテン含有量が0.1〜30重量%のランダム共重合体、ランダム共重合体(B):上記オレフィン重合用メタロセン系触媒の存在下に、プロピレンとエチレンおよび/または1-ブテンを共重合して得られる重合体であって、プロピレン含有量が20〜95重量%、エチレン含有量が0〜2.9重量%、1-ブテン含有量が5〜80重量%のランダム共重合体。
IPC (4件):
C08L 23/14
, C08F 4/615
, C08F210/00
, C08L 23/20
FI (4件):
C08L 23/14
, C08F 4/615
, C08F210/00
, C08L 23/20
Fターム (43件):
4J002BB14W
, 4J002BB14X
, 4J002BB17X
, 4J002GG02
, 4J028AA01A
, 4J028AB00A
, 4J028AB01A
, 4J028AC01A
, 4J028AC09A
, 4J028AC10A
, 4J028AC28A
, 4J028AC31A
, 4J028AC42A
, 4J028BA01A
, 4J028BA01B
, 4J028BB01A
, 4J028BB01B
, 4J028BC15B
, 4J028BC16B
, 4J028BC17B
, 4J028BC19B
, 4J028BC25A
, 4J028CA25A
, 4J028CA27A
, 4J028CA28A
, 4J028CA29A
, 4J028EB02
, 4J028EB04
, 4J028EB05
, 4J028EC02
, 4J028EC04
, 4J028ED01
, 4J028ED02
, 4J028ED03
, 4J028FA04
, 4J100AA02R
, 4J100AA03P
, 4J100AA04Q
, 4J100CA04
, 4J100CA05
, 4J100DA24
, 4J100FA10
, 4J100FA22
引用特許: