特許
J-GLOBAL ID:200903014887403186
変位量検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222444
公開番号(公開出願番号):特開平8-061980
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 ロータリエンコーダのように物体の回転量等の変位量を精密に検出する際、正弦波状の入力信号の振幅変化が有ってもそれに影響を受けない位相検出が行え、これにより従来より一層精度の高い変位量検出装置を得ること。【構成】 信号処理回路にはいる2つの正弦波状の入力信号を増幅する増幅手段と、増幅された信号をディジタル信号に変換するA/D 変換手段と、それからの2つの信号から、所定の関係式によって入力信号の位相を算出する演算手段と、所定の変位範囲にわたって入力信号を記憶する波形記憶手段と、増幅手段の増幅ゲインを設定するゲイン設定手段とを有し、該所定の変位範囲を複数の部分に分割し、変位量検出時に該入力信号をA/D 変換する際、各分割した部分においてその入力を変換したレベルを揃えるように増幅手段の増幅ゲインを調整する。
請求項(抜粋):
物体の変位に応じて出力される、所定の位相差を持つ2つの正弦波状の入力信号を利用して該物体の変位量を検出する変位量検出装置において、該入力信号の増幅ゲインを任意に設定できる増幅手段と、増幅された該入力信号をディジタル信号に変換するA/D 変換手段と、ディジタル信号に変換された2つの該入力信号から、所定の関係式によって該入力信号の位相を算出する演算手段と、該物体の所定の変位範囲にわたって該入力信号を記憶する波形記憶手段と、該増幅手段の増幅ゲインを設定するゲイン設定手段とを有し、変位量の検出時に該入力信号をディジタル信号に変換する際、該所定の変位範囲を複数の部分に分割し、各分割した部分においてその最大入力ピーク信号をディジタル信号に変換したときのピークレベルを揃えるように該増幅手段の増幅ゲインを調整する調整手段を設けたことを特徴とする変位量検出装置。
IPC (3件):
G01D 5/245 102
, G01D 5/245
, G01D 5/36
前のページに戻る