特許
J-GLOBAL ID:200903014891694292

立体駐車設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265727
公開番号(公開出願番号):特開平5-106358
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 従来は、進入階部分で車両を載せたパレットを水平姿勢維持すべく、パレット両端部を担持する位置にリフタが配置され、そのリフタでパレットを下方の旋回装置に移載すべく下降させていたので、そのパレットの昇降分だけ、上下スペースが余分に必要だった。その無駄なスペースを旋回装置の駆動源をできるだけ小さいものとしつつなくす手段を提供する。【構成】 進入階部分に、車両を載せたパレット3の端部を担持する担持部Bを所定高さに設ける。パレット3の被係合部に対して下から係合自在な係合部を備える旋回テーブルと、パレット3を旋回係止状態に載せる旋回自在なパレット載置部と、その設定範囲内での昇降によってパレット3を前記担持部Bによる担持高さからその上方の設定高さにわたって昇降させる昇降機構との組み合わせにて前記旋回装置8を構成する。前記両係合部は、パレット載置部が前記設定範囲の上限まで上昇した状態でも係合が維持されるようにする。
請求項(抜粋):
車両(A)をパレット(3)上に載せた載置状態で収容する棚(1a)が上下複数段に設けられた車両収容ラック(1)の側脇に、移載装置(4)付きの昇降台(2)を要部とする昇降移載装置の昇降経路を設けることにより、車両(A)を前記載置状態のまま、前記昇降台(2)にて担持しつつ昇降させ且つ前記移載装置(4)にて前記棚(1a)へ移載して立体駐車させる構築物を構成し、その構築物における車両(A)の進入階部分又は退出階部分に、車両(A)を載せたパレット(3)を、車両姿勢の変換のために、その中央部で担持しつつ旋回させる旋回装置(8)を設けてある立体駐車設備であって、前記進入階部分又は退出階部分に、進入又は退出する車両(A)を上に載せるパレット(3)の水平姿勢維持のため、その端部を担持する担持部(B)を所定高さに設け、前記旋回装置(8)を、前記パレット(3)に設けた被係合部(3a)に対する下からの係合が自在な係合部(10a)が設けられた旋回自在な旋回テーブル(10)と、前記パレット(3)を旋回方向への係止がなされた状態に載せると共に前記旋回テーブル(10)の旋回に従動する旋回が自在なパレット載置部(11)と、そのパレット載置部(11)を設定範囲内で昇降駆動することによりパレット(3)を前記担持部(B)にて支持される高さからその上方の設定高さにわたる間で昇降させる昇降機構(12)との組み合わせから構成し、前記係合部(10a)と前記被係合部(3a)とを、相対上下動が許容されるように、且つ、前記パレット載置部(11)が前記設定範囲の上限まで上昇した状態でも係合が維持されるように構成してある立体駐車設備。

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