特許
J-GLOBAL ID:200903014894460888

湿式画像形成装置におけるキャリア液蒸気回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150895
公開番号(公開出願番号):特開平8-320619
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 定着装置などで発生したキャリア液蒸気を回収して液化したキャリア液と水との混合液体から、キャリア液のみを抽出して、キャリア液を良好に再利用ができるようにする。【構成】 定着装置5及び排紙部を可及的密閉状態となるようにカバー部材39で覆い収集したキャリア液蒸気を液化部42で液化させ、分離部46の液受容器47に滴下する。液受容器の側壁の上方には溶剤貯蔵タンク48に結合する溶剤取り入れ口50を、側壁の下方には排水タンク49に結合する排水口51を形成し、比重差によって2層に分離した溶剤と水とを、上層部の溶剤を溶剤取り入れ口から下層部の水を排水口からそれぞれ完全に分離した状態で回収する。
請求項(抜粋):
湿式画像形成装置におけるキャリア液蒸気回収装置において、装置内の定着部などのキャリア液蒸気が発生しやすい箇所を可及的気密状態となるように覆部材で覆って蒸気収集室を形成するとともに、該蒸気収集室から蒸気液化手段側への気流排出口を形成し、かつ、該気流排出口を介して回収したキャリア液蒸気を液化する液化手段と、該液化手段により生成された液体を、キャリア液と水とに分離する分離手段とを設け、上記分離手段に、液化手段により生成された液体を受け入れ該液体を比重差でキャリア液と水とに分離する液受け入れ室と、該液受け入れ室に形成したキャリア液取り入れ口からキャリア液を取り入れ収容するキャリア液容器とを設け、該液受け入れ室の上記キャリア液取り入れ口の下方に排水口を設け、該排水口に開閉制御可能な弁を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置におけるキャリア液蒸気回収装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特公昭58-017950
  • 特公昭58-017950
  • 特開昭56-162773
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