特許
J-GLOBAL ID:200903014904645369

車両用ヒートポンプ式冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012478
公開番号(公開出願番号):特開平5-201243
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 冷媒の流れを冷暖房時に逆転せずに、暖房運転時に車室内に吹き出される空気の急激な温度変化を回避して、乗員の快適感を向上する。【構成】 暖房運転時には、冷媒流路切り換え手段としての三方弁32が実線示のように切り換えられ、冷媒がコンプレッサ31→三方弁32→車室内コンデンサ33→膨張弁34→エバポレータ35→レシーバ36→コンプレッサ31と循環し、冷房運転時には、三方弁32が点線示のように切り換えられ、冷媒がコンプレッサ31→三方弁32→車室外コンデンサ38→車室内コンデンサ33→膨張弁34→エバポレータ35→レシーバ36→コンプレッサ31と循環する。そして、制御装置43が検出熱環境情報により暖房運転を判別すると、インテークドア42やリターンドア54を開閉制御して、エバポレータ35への吸い込み空気の熱負荷を調整する。
請求項(抜粋):
冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を送風手段によって導入された空気に放熱して温風を作る放熱タイプの第1車室内熱交換器と、この第1車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張手段と、この膨張手段の冷媒流出側に接続され、送風手段によって導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および前記第1車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段を通して供給された冷媒に放熱して冷風を作る吸熱タイプの第2車室内熱交換器と、前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器および前記第1車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時には前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時には前記車室外熱交換器を迂回させて前記第1車室内熱交換器に導入する冷媒流路切り換え手段と、前記第2車室内熱交換器への吸い込み空気の熱負荷を検出する熱負荷検出手段と、前記第2車室内熱交換器への吸い込み空気の熱負荷を調整する熱負荷調整手段と、前記車室内の熱環境情報を検出する熱環境検出手段と、この熱環境検出手段からの熱環境情報により暖房運転を判別し、この判別結果により前記熱負荷調整手段に前記熱負荷検出手段の出力を不安定域から外す制御信号を出力する制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭55-018297
  • 特開昭55-010110

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