特許
J-GLOBAL ID:200903014909274687

自動車用空調装置のリンク機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-261076
公開番号(公開出願番号):特開平7-112610
出願日: 1993年10月19日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 複数の空気吹き出し口を有する自動車用空調装置の複数のダンパの回動軸が同一の平面上になくても、単一のアクチュエータにより開閉駆動する。【構成】 単一のアクチュエータ8の出力軸10に取り付けられた駆動レバー11の長溝11aと、固定のガイド部材14の長溝14aとの交点には、ロッド15の一端の摺動ピン16が共通に挿入されて摺動案内されており、正面側のダンパ4の回動軸4aに取り付けられた被駆動レバー17の長溝17aと、固定のガイド部材18の長溝18aとの交点にはロッド15の他端の摺動ピン19が共通に挿入されて摺動案内されている。出力軸10と回動軸4aとは同一の平面上にないから、摺動ピン16と摺動ピン19との間に必要な角度を与える。出力軸10が回動することにより正面側のダンパ4が開閉駆動されるだけでなく、この場合は側面側のダンパ5も同時に開閉駆動される。
請求項(抜粋):
複数の空気吹き出し口を備えている自動車用空調装置において、それら複数の空気吹き出し口にそれぞれ設けられて同時に開閉駆動される複数のダンパの回動軸が同一の平面上になく、且つ、それら複数のダンパのうちの少なくとも一つのダンパの回動軸が、二つ以上のダンパを同時に開閉駆動する共通のアクチュエータの出力軸と同一の平面上にない場合に使用され、前記アクチュエータの出力軸に取り付けられた第1のリンクと、前記第1のリンクに形成された第1の長溝と、固定されたガイド部材に形成された第2の長溝と、前記第1の長溝及び第2の長溝の交点に共通に挿入されてそれらの中を摺動案内される第1の摺動ピンと、前記第1の摺動ピンを一端に取り付けられている第2のリンクと、前記一つのダンパの回動軸に取り付けられた第3のリンクと、前記第3のリンクに形成された第3の長溝と、固定されたガイド部材に形成されている第4の長溝と、前記第1の摺動ピンに対して所定の角度をなすように前記第2のリンクの他端に取り付けられ前記第3の長溝及び第4の長溝の交点に共通に挿入されてそれらの中を摺動案内される第2の摺動ピンと、を備えていることを特徴とする自動車用空調装置のリンク機構。

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