特許
J-GLOBAL ID:200903014910571920

リザーバにおける防水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-062332
公開番号(公開出願番号):特開平8-261201
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 リザーバの大気連通室の呼吸を許容しながら水が浸入するのを確実に阻止する。【構成】 油圧制御装置のハウジング31に設けられたリザーバ191 は栓部材46及びシール部材50により閉塞された大気連通室48を備える。ハウジング31の側面に結合されるカバー32は、シール部材50の外周部501 をハウジング31及び栓部材46に押圧して固定する概略環状の突起3210を備えるとともに、シール部材50の通気管502 の先端が対向する凹部329 を備える。大気連通室48は、栓部材46の通気孔461 と、シール部材50の通気管502と、カバー32の凹部329 と、突起3210の下部に形成した複数の切欠き3212と、ハウジング31及びカバー32間に形成した断面L字状の排水路64とを介して大気に連通する。
請求項(抜粋):
ハウジング(31)の側面に開口部(411 )を有するシリンダ(41)と、シリンダ(41)に摺動自在に嵌合するピストン(43)と、中央に通気孔(461 )を有してシリンダ(41)の開口部(411 )を閉塞する栓部材(46)と、ピストン(43)及びハウジング(31)間に形成した圧力室(45)と、ピストン(43)及び栓部材(46)間に形成した大気連通室(48)と、圧力室(45)の容積を減少させる方向にピストン(43)を付勢する戻しばね(49)と、大気連通室(48)への水の浸入を防止しながら栓部材(46)の通気孔(461 )を通して大気連通室(48)の呼吸を許容するようにシリンダ(41)の開口部(411 )に外周部(501 )を嵌合させたシール部材(50)と、少なくともシリンダ(41)の開口部(411 )に対向する位置に所定の空間(61)を存してハウジング(31)の側面に結合されるカバー(32)とを備えたリザーバにおいて、シール部材(50)の中央部に栓部材(46)の通気孔(461 )に連通するように突設した通気管(502 )の先端をカバー(32)の内面に形成した凹部(329 )の底面に対向させるとともに、カバー(32)の内面にシール部材(50)の外周部(501 )に対向するように突起(3210)を突設したことを特徴とするリザーバにおける防水構造。

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