特許
J-GLOBAL ID:200903014911638858

放射線撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-215983
公開番号(公開出願番号):特開2007-160077
出願日: 2006年08月08日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】スロット状X線ビームを用いたデュアルエネルギー方式の装置において、長尺状のサブトラクション画像を速やかに取得する。【解決手段】この発明の装置は、スロット状X線ビーム照射用のX線ビーム照射部1と被検体Mの透過X線像検出用のFPD2が連続移動部3により被検体Mの長手方向MXに沿って連続移動させられるので、X線ビーム照射部1とFPD2とが間歇移動させられる場合に比べ、X線ビーム照射部1とFPD2の移動が速やかに行なえる結果、被検体へのX線の照射と被検体を透過したX線の検出を迅速に完了させられる。加えて、長尺状の高エネルギーX線画像と長尺状の低エネルギーX線画像の取得に必要なX線検出信号は全てFPD2からリアルタイムで出力されるので、長尺状の高エネルギーX線画像と長尺状の低エネルギーX線画像を迅速に取得できる。その結果、長尺状のサブトラクション画像を速やかに取得できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)撮影対象の被検体へスロット状放射線ビームを照射する放射線ビーム照射手段と、(B)被検体へのスロット状放射線ビームの照射により生じる被検体の透過放射線像を検出して放射線検出信号を出力する2次元放射線検出手段と、(C)放射線ビーム照射手段および2次元放射線検出手段を被検体の長手方向に沿って相対的に移動させる移動手段と、(D)放射線ビーム照射手段により照射されるスロット状放射線ビームを放射線エネルギーの高い高エネルギー放射線ビームと放射線エネルギーの低い低エネルギー放射線ビームに交互に切り替える放射線エネルギー切替制御をおこなう放射線エネルギー切替制御手段と、(E)隣り合う高エネルギー放射線ビームの各照射域が被検体の長手方向に繋ぎ合わさって一つの長尺状の高エネルギー放射線ビーム照射域になると共に隣り合う低エネルギー放射線ビームの各照射域が被検体の長手方向に繋ぎ合わさって一つの長尺状の低エネルギー放射線ビーム照射域になるように、放射線ビーム照射手段にスロット状放射線ビームを照射させる照射タイミング制御をおこなう放射線照射タイミング制御手段、もしくは前記移動手段の移動速度を制御する移動速度制御手段と、(F)高エネルギー放射線ビームの照射に伴って2次元放射線検出手段から出力される放射線検出信号にしたがって長尺状の高エネルギー放射線ビーム照射域についての透過放射線像に相応する長尺状の高エネルギー放射線画像を取得する高エネルギー画像取得手段と、(G)低エネルギー放射線ビームの照射に伴って2次元放射線検出手段から出力される放射線検出信号にしたがって長尺状の低エネルギー放射線ビーム照射域についての透過放射線像に相応する長尺状の低エネルギー放射線画像を取得する低エネルギー画像取得手段と、(H)長尺状の高エネルギー放射線画像と長尺状の低エネルギー放射線画像とを画像サブトラクション処理して長尺状のサブトラクション画像を取得する画像サブトラクション手段とを備えていることを特徴とする放射線撮像装置。
IPC (2件):
A61B 6/00 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A61B6/00 333 ,  A61B6/00 350S ,  G06T1/00 290A
Fターム (31件):
4C093AA02 ,  4C093CA27 ,  4C093CA39 ,  4C093DA03 ,  4C093EA02 ,  4C093EA07 ,  4C093EB17 ,  4C093EC33 ,  4C093FA15 ,  4C093FA43 ,  4C093FA59 ,  4C093FF34 ,  4C093FF37 ,  5B057AA08 ,  5B057BA03 ,  5B057CA02 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB02 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE08 ,  5B057CH20 ,  5B057DA07 ,  5B057DA16 ,  5B057DB02 ,  5B057DB05 ,  5B057DB09 ,  5B057DC32
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-275582号公報(5頁〜6頁,図1〜図3)

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