特許
J-GLOBAL ID:200903014918780749

火災位置検出装置及びこれを用いた自動消火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩越 重雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-035730
公開番号(公開出願番号):特開平5-123420
出願日: 1991年02月04日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 1台の赤外線カメラにより隔壁等のある広い可燃物の貯留所であっても確実に火災の発生が検知できると共に、迅速に火災の発生位置を検出できるようにする。【構成】 貯留中の可燃物の上方位置に、複数の走査定点位置を通して監視区域内の温度分布を検出する走査機構17を備えた赤外線カメラ装置7を移動させるカメラ走行機構8を設け、走査定点位置に於いて監視区域全域内の可燃物表面の温度分布を検出して映像信号としてこれをデータ処理装置12へ入力する。データ処理装置12に於いて火災の発生を検知すると、走行機構8によって赤外線カメラ装置7は隣接する走査定点位置まで移動され、同様に火災発生を検知すると共に、データ処理装置12によって両定点間の距離並びに各定点に於ける断面視方向角及び平面視方向角を用いて火災位置の演算が行われ、自動放水銃制御装置14により自動放水銃装置13から放水され、その後に再度火災の検出が行われる。
請求項(抜粋):
監視区域(A)内の温度分布を検出するための走査機構(17)を備えた赤外線カメラ装置(7)と;貯留中の可燃性物質の上方位置に配設され、複数の走査定点位置(P)を通して前記赤外線カメラ装置(7)を移動させるカメラ走行機構(8)と;前記カメラ走行機構(8)の走路に沿って設けられ、赤外線カメラ装置(7)の走査定点位置(P)への到達を検出する走査定点位置検出器(9)と;可燃性物質の表面全域に亘って前記監視区域(A)を可変するカメラ旋回駆動装置(12)の作動並びに前記カメラ走行機構(8)の走行駆動装置(8a)の作動を制御するカメラ駆動制御装置(10)と;前記赤外線カメラ装置(7)からの映像信号をコントロールする映像信号コントローラ(11)と;前記映像信号コントローラ(11)からの信号と、赤外線カメラ(7a)の旋回角度検出器(16)からの信号と、前記走査定点位置検出器(9)からの信号が入力され、前記各入力信号から火災位置(B)を演算するデータ処理装置(12)とより構成した火災位置検出装置。
IPC (4件):
A62C 37/36 ,  A62C 3/04 ,  A62C 31/24 ,  G01B 11/00

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