特許
J-GLOBAL ID:200903014922051360
ヒト癌を処置するのに有用なキメライムノレセプター
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
社本 一夫
, 増井 忠弐
, 小林 泰
, 千葉 昭男
, 富田 博行
, 泉谷 玲子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-585615
公開番号(公開出願番号):特表2004-528848
出願日: 2002年04月30日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
本発明は、「ゼータカイン」と称されるキメラ膜貫通イムノレセプターであって、細胞表面に細胞外ドメインを接着することができる支持体領域に連結した可溶性レセプターリガンドを含む細胞外ドメイン、膜貫通領域および細胞内シグナリングドメインを含んで成るキメラ膜貫通イムノレセプターに関する。ゼータカインは、Tリンパ球の表面上で発現された場合、可溶性レセプターリガンドが特異的であるレセプターを発現するそれら特異的細胞へのT細胞活性を支配する。ゼータカインキメライムノレセプターは、T細胞の抗原特異性を再支配するための抗体に基づくイムノレセプターの新規伸長であり、いろいろな癌の処置への、具体的には、ヒト悪性腫瘍によって利用されるオートクリン/パラクリンサイトカインシステムによる応用を伴う。好ましい態様において、IgGのFc領域に連結したIL-13Rα2特異的IL-13突然変異体IL-13(E13Y)の細胞外標的指向ドメイン、ヒトCD4の膜貫通ドメイン、およびヒトCD3ゼータ鎖を含む神経膠腫特異的イムノレセプターである。
請求項(抜粋):
キメライムノレセプターであって、規定の順に配置された次の連結エレメント、
(a)可溶性レセプターリガンドを含む細胞外ドメイン、
(b)該細胞外ドメインを細胞表面に接着することができる支持体領域、
(c)膜貫通領域、および
(d)細胞内シグナリングドメイン
を含むキメライムノレセプター。
IPC (5件):
C12N15/09
, A61K35/26
, A61K39/395
, A61P35/00
, C07K14/705
FI (6件):
C12N15/00 A
, A61K35/26
, A61K39/395 E
, A61K39/395 T
, A61P35/00
, C07K14/705
Fターム (22件):
4B024AA01
, 4B024BA63
, 4B024CA04
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA12
, 4C085AA16
, 4C085DD62
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BB43
, 4C087CA05
, 4C087NA14
, 4C087ZB26
, 4H045AA10
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045CA40
, 4H045DA50
, 4H045EA28
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (4件)
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Clin. Cancer Res., (1996), Vol. 2, No. 6, p. 1001-1008
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CLIN CANCER RES., 199910, V5, P3143S-3147S
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Clin. Cancer Res., (1996), Vol. 2, No. 6, p. 1001-1008
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CLIN CANCER RES., 199910, V5, P3143S-3147S
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