特許
J-GLOBAL ID:200903014931592480

電気回転機械用のスロット付き巻線型の固定子、前記固定子を製造する製造方法、および前記固定子を具備する機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-501756
公開番号(公開出願番号):特表平9-502079
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】各固定子ラミネーション(2)は隣接した次のラミネーションに対して固定子(1,3)の軸線(4)の周りでスロットのピッチに一致した角度の倍数に等しい一定角度(α)だけ角度的にずれており、また正方形であり、その各角(5)は先端が排除されて面取りされた円形の外形(6)になっている。各ラミネーション(2)の二つの面取り角(5)の少なくとも一つは、二つの外形(6)が延長されたまたは重ねられた領域における少なくとも一つの溶接点(11)によって隣接した二つのラミネーション(2)の対応する面取り角(5)へ連結される。溶接点(11)は固定子の軸線(4)に関して周期的に再配置されるようなそれぞれの所定角度位置に配置され、軸線(4)の周りに規則的に分布するため、溶接点(11)は固定子の軸線(4)に対し略平行な溶接点(11)の溶接ライン(15a,15b)に従って整列している。
請求項(抜粋):
電気回転機械用のスロット付き巻線型の固定子(1;3)であって、相対して積み重ねられた金属製のプレート(2)からなり、各プレート(2)は隣接した次のプレート(2)から一定角度(α)だけ上記固定子(1;3)の軸線(4)に対して角度方向へずれており、上記一定角度(α)は前記スロットのピッチに一致した角度の倍数に等しく、各プレート(2)は略正多角形、特に正方形であり、該プレートの各角(5)はその先端を切り取られて面取りされており、該面取り角(5)の二等分線に対し対称な円形輪郭(6)または略円形輪郭になっており、該円形輪郭は全ての面取り角(5)において同一であると共に上記一定角度(α)と略等しいまたは上記一定角度(α)より大きい中心角を有する扇形に一致し、前記固定子(1;3)の軸線(4)に対する上記円形輪郭までの距離および円形輪郭の形状は前記固定子(1;3)の軸線に対して垂直な平面へ投影したときにプレート(2)の円形輪郭(6)が次の隣接したプレート(2)の円形輪郭(6)を実質的に延長しまたは前記円形輪郭(6)に部分的に重なるよう上記一定角度(α)に従って決定される固定子において、各プレート(2)の前記面取り角(5)のうち二つ毎に少なくとも一つは、二つの円形輪郭(6)が延長されたまたは重ねられた位置において、二つの隣接した各プレート(2)の対応する面取り角(5)へ少なくとも一つの溶接点(11)により接続されており、上記溶接点(11)は前記固定子(1;3)の軸線に対し周期的に再配置される所定角度位置にそれぞれ配置されると共に溶接点(11)が固定子(1;3)の軸線(4)に対し略平行な溶接点(11)の溶接ライン(15a,15b)に沿って整列するように上記軸線(4)の周りに略規則的に分布していることを特徴とする固定子。
IPC (2件):
H02K 1/20 ,  H02K 1/18
FI (2件):
H02K 1/20 A ,  H02K 1/18 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-148841
  • 特開平2-220790

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