特許
J-GLOBAL ID:200903014940906403
硬質被覆層がすぐれた耐層間剥離性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-245113
公開番号(公開出願番号):特開2000-071108
出願日: 1998年08月31日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐層間剥離性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 WC基超硬合金基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの2種以上からなるTi化合物層と、α型Al2 O3 層および/またはκ型Al2 O3 層と、縦長成長結晶組織を有するTiCN層、で構成された硬質被覆層を3〜20μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記縦長成長結晶組織TiCN層におけるAl2 O3 層存在側面にそって、直角研磨断面の走査型電子顕微鏡による組織観察で、表面から、[1μm〜(上記縦長成長結晶組織TiCN層の平均層厚×0.5)μmの範囲内の深さ]、に亘って微小空孔分散帯域を形成してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)いずれも粒状結晶組織を有する炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、炭酸化チタン層、窒酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの2種以上と、(b)縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層と、(c)粒状結晶組織を有するα型および/またはκ型酸化アルミニウム層、以上(a)〜(c)で構成された硬質被覆層を3〜20μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層における上記酸化アルミニウム層存在側面にそって、直角研磨断面の走査型電子顕微鏡による組織観察で、表面から、1μm〜(上記縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層の平均層厚×0.5)μmの範囲内の深さ、に亘って微小空孔分散帯域を形成したことを特徴とする硬質被覆層がすぐれた耐層間剥離性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14
, B23P 15/28
, C23C 16/30
, C23C 16/40
FI (4件):
B23B 27/14 A
, B23P 15/28 A
, C23C 16/30
, C23C 16/40
Fターム (26件):
3C046FF17
, 3C046FF25
, 3C046FF32
, 3C046FF40
, 3C046FF42
, 4K030AA03
, 4K030AA10
, 4K030AA14
, 4K030AA17
, 4K030AA18
, 4K030AA24
, 4K030BA18
, 4K030BA35
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA41
, 4K030BA43
, 4K030BB01
, 4K030BB03
, 4K030BB06
, 4K030BB11
, 4K030BB12
, 4K030CA03
, 4K030JA01
, 4K030LA01
, 4K030LA22
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