特許
J-GLOBAL ID:200903014946137134

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-203243
公開番号(公開出願番号):特開2002-021752
出願日: 2000年07月05日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロール鏡板の中心側に低圧、外側に高圧が作用する場合、これら二種類の圧力を摺動自在に密封して仕切る環状シール部材を設け、環状シール部材とシール溝との隙間を密閉し、高圧ガスが低圧側に漏れ出さず、圧縮機の体積効率低下およびエネルギー消費効率の低下を抑えることができるスクロール圧縮機を提供する。【解決手段】 旋回スクロール5の鏡板5a背面に、同鏡板5a内側にかかる内周側圧力と、同内周側圧力より高い鏡板5a外側にかかる外周側圧力との二種類の圧力を作用するように摺動自在に密封して仕切る環状シール部材11を設け、この環状シール部材11を旋回スクロール5に押圧する弾性部材13を、リング部材14を介して設けてなるスクロール圧縮機において、環状シール部材11を、外環状部材11a と同外環状部材11a の内側に嵌合される内環状部材11b との二重環状構造にする。
請求項(抜粋):
密閉容器内に電動機と圧縮部を配置し、同圧縮部を、鏡板に渦捲き状のラップを有する固定スクロールと、同固定スクロールと互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同旋回スクロールの自転を防止するオルダムリングと、前記旋回スクロールを駆動するクランク軸と、このクランク軸を支承するメインフレームと、同メインフレームと前記旋回スクロールの鏡板背面との圧接面に設けられたシール溝と、同シール溝に配設された環状シール部材とで構成し、前記シール溝上面と前記環状シール部材間に、同環状シール部材を前記旋回スクロールに押圧する弾性部材を、リング部材を介して設けるとともに、前記旋回スクロールの鏡板背面を、同鏡板内側にかかる内周側圧力と、同内周側圧力より高い前記鏡板外側にかかる外周側圧力との二種類の圧力が作用するように前記環状シール部材により摺動自在に密封して仕切ってなるスクロール圧縮機において、前記環状シール部材を、外環状部材と同外環状部材の内側に嵌合される内環状部材との二重環状構造にしてなることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F16J 15/26
FI (3件):
F04C 18/02 311 J ,  F04C 18/02 311 P ,  F16J 15/26
Fターム (14件):
3H039AA03 ,  3H039AA06 ,  3H039AA10 ,  3H039AA12 ,  3H039BB15 ,  3H039CC08 ,  3H039CC31 ,  3H039CC35 ,  3J043AA17 ,  3J043BA03 ,  3J043BA09 ,  3J043CA03 ,  3J043CA06 ,  3J043CB14

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