特許
J-GLOBAL ID:200903014960252671

画像処理装置の紙幣偽造防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140960
公開番号(公開出願番号):特開平6-350846
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【構成】 紙幣判定部43は、画像処理部42の出力と第1判定基準とに基づいて、原稿が紙幣である可能性の有無を判定し、かつ画像処理手段の出力と第2判定基準とに基づいて、原稿が紙幣であるか否かを判定する。紙幣判定部43にて原稿が紙幣である可能性有りと判定されると、これが記憶部45に記憶される。この状態において、その後、紙幣判定部43にて原稿が紙幣である可能性有りとの判定が行われると、判定値制御部48は、第2判定基準を原稿が紙幣であるとの判定が行われ易くなる方向へ変更する。【効果】 画像処理装置を使用した紙幣の偽造を高い精度で防止できる。
請求項(抜粋):
原稿の画像を読み取り画像データとして出力する画像読取手段と、この画像読取手段から得られた画像データに対して、紙幣を認識するための処理、並びに第1および第2紙幣判定手段にて判定を行うための処理を施す画像処理手段と、この画像処理手段の出力および第1判定基準に基づいて、上記の原稿が紙幣である可能性有りとの紙幣可能性有判定、もしくは上記の原稿が紙幣である可能性無しとの紙幣可能性無判定を行う第1紙幣判定手段と、上記の画像処理手段の出力および第2判定基準に基づいて、上記の原稿が紙幣であるとの紙幣肯定判定、もしくは上記の原稿が紙幣でないとの紙幣否定判定を行う第2紙幣判定手段と、上記の第1紙幣判定手段にて紙幣可能性有判定が行われたことを記憶する記憶手段と、第2紙幣判定手段での上記の第2判定基準を設定するとともに、上記の記憶手段に紙幣可能性有判定が行われたことが記憶されているときに、第1紙幣判定手段にて紙幣可能性有判定が行われたとき、上記の第2判定基準を紙幣肯定判定が行われ易くなる方向へ変更する判定基準制御手段と、上記の第2紙幣判定手段にて紙幣否定判定が行われたときに、この判定が行われた原稿画像の出力を許容する一方、紙幣肯定判定が行われたときに、この判定が行われた原稿画像の出力を禁止する出力制御手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置の紙幣偽造防止装置。
IPC (2件):
H04N 1/40 ,  G03G 21/00

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