特許
J-GLOBAL ID:200903014962544750

直動型プレスの絞り成形加工制御装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034279
公開番号(公開出願番号):特開平10-216997
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 直動型プレスの絞り成形加工を破断無く可能とする。【解決手段】 ワークの押さえ力の上限値を一定とするダイクッションと、スライド位置検出手段43と、スライド速度演算手段44と、スライド位置及び速度を監視すると共に、スライド速度が、試打ち時に得られた破断の発生しない絞り成形速度値になるように、スライド速度の可変制御指令を出力する出力演算手段51とを備える。また、モーション設定手段48と、スライド荷重検出手段41と、成形時に荷重値の減少率によってワーク破断を判断し、破断時のスライド位置及び速度を入力して出力する破断位置/速度判断手段46と、1サイクル完了後、破断位置近傍のモーションデータ内の速度値を現在より遅い設定値に変更し、破断が無くなるまでこの変更を繰り返す位置/速度フィードバック手段47とを付設し、出力演算手段はモーションデータに基づいてスライド速度の制御指令を出力する。
請求項(抜粋):
成形時にスライド(2) の下面に取着された上型(22)との間でワーク(24)を押さえるダイクッション(25)と、スライド(2) を直線的に駆動するスライド駆動手段(4) と、スライド駆動手段(4) に指令してスライド速度を可変制御する速度制御手段(13)とを備えて絞り成形速度を制御する直動型プレスの絞り成形加工制御装置において、スライド(2) の位置を検出するスライド位置検出手段(43)と、スライド位置の変化量に基づいてスライド速度を算出する速度演算手段(44)と、前記ダイクッション(25)の上限での押さえ力を一定にしてワーク(24)を押さえながら絞り成形加工する時に、スライド位置検出手段(43)からのスライド位置及び速度演算手段(44)からのスライド速度を監視すると共に、スライド速度が、ワーク(24)の材質、板厚、成形形状及びスライド位置に応じて試打ち時に得られた、破断の発生しない適切な絞り成形速度値になるように、前記速度制御手段(13)に制御指令を出力する出力演算手段(51)とを備えたことを特徴とする直動型プレスの絞り成形加工制御装置。
IPC (2件):
B30B 15/20 ,  B21D 22/20
FI (2件):
B30B 15/20 D ,  B21D 22/20 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-134124

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