特許
J-GLOBAL ID:200903014962630061

乾燥装置および該装置を用いた乾燥部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-545094
公開番号(公開出願番号):特表2001-521589
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】本発明は、抄紙機または板紙抄紙機の乾燥部における、乾燥用ワイヤ(32;32a,32b,32c,32d)のループを設けた乾燥装置に関するものである。乾燥装置は大径D<SB>1</SB>のインピンジ乾燥および/または通し乾燥用シリンダ(31)を含み、これは乾燥用ワイヤ(32;32a,32b,32c,32d)の内側に取り付けられる。前記シリンダ(31)の上部に、さらに/または前記シリンダに近接して両側に、平滑面付き加熱式接触乾燥用シリンダ(30)が配置され、その直径はD<SB>2</SB><D<SB>1</SB>である。インピンジ乾燥および/または通し乾燥用シリンダ(31)は、抄紙機室の床面(K<SB>1</SB>-K<SB>1</SB>)よりも下の空間(KT)に配置され、開閉可能なブローフードを備え、フード(35)に関係なく、損紙の除去は実質的に重力によって行われる。前記シリンダ(31)に近接して配置された接触乾燥用シリンダ(30)の中心軸は、抄紙機室の床面(K<SB>1</SB>-K<SB>1</SB>)に近接して、またはそれより上に位置する。前記シリンダ(31)上の乾燥用ワイヤ(32;32a,32b,32c,32d)の外面における紙ウェブ(W)のセクタbは、b>180°である。
請求項(抜粋):
乾燥装置内に乾燥用ワイヤ(32;32a,32b,32c,32d)のループがあり、該乾燥装置は、大径D1のインピンジ乾燥および/または通し乾燥用シリンダ(31)を含み、該シリンダは前記乾燥用ワイヤループ(32;32a,32b,32c,32d)の内側に取り付けられ、該シリンダ(31)の上部に/該シリンダに近接した両側に、平滑面付き加熱式接触乾燥用シリンダ(30)が配置され、その直径はD2>D1であり、前記乾燥用ワイヤ(32;32a,32b,32c,32d)の外面に乗って、前記インピンジ乾燥および/または通し乾燥用シリンダ(31)上で乾燥される紙ウェブWのセクタbはb>180°である抄紙機または板紙抄紙機の乾燥部における乾燥装置において、前記インピンジ乾燥および/または通し乾燥用シリンダ(31)は、実質的に抄紙機室の床面(K1-K1)の下の空間(KT)に配置され、開閉可能なブローフード(35)を備え、損紙の除去は、前記フード(35)に関係なく、実質的に重力によって該フード(35)の非被覆セクタを介して行われ、前記インピンジ乾燥および/または通し乾燥用シリンダ(31)に近接して両側に配置された前記加熱式接触乾燥用シリンダ(30)の中心軸は、抄紙機室の床面(K1-K1)に近接して、またはそれよりも上に配置されることを特徴とする乾燥装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-115964

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