特許
J-GLOBAL ID:200903014975336618
プロフェノールオキシダーゼ活性化酵素の活性測定法およびその応用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269810
公開番号(公開出願番号):特開平7-184690
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】 一般式:X-Arg-Y (Xは標識、αアミノ基が保護されていてもよいアミノ酸残基又は標識、N末端が保護されていてもよいペプチド残基。Arg 隣接のアミノ酸残基はGly ,Ala 以外。Yは酸アミド結合又はエステル結合によりArg のカルボキシル基に結合し得る有機残基、又は標識、αカルボキシル基が保護されていてもよいアミノ酸残基又は標識、C末端が保護されていてもよいペプチド残基)で表わされ、かつ昆虫類由来プロフェノールオキシダーゼ活性化酵素(PPAE)によりX-Arg とY に加水分解され得るペプチド鎖にPPAEが接触することにより生じるX-Arg 及び/又はY を計測することを特徴とするPPAEの活性測定法。【効果】 正確なPPAE活性の測定及び該PPAE活性を指標にした正確なβ-1,3-グルカンやペプチドグリカンの測定法を提供する。真菌類や細菌類の検出、これらの微生物感染症の早期診断を可能とする。水、食物等への微生物混入試験や治療薬(抗生物質、注射用製剤)等の安全性試験へも広く利用可能である。
請求項(抜粋):
一般式(I):X-Arg-Y(Xは、標識されていても、またαアミノ基が保護されていてもよいアミノ酸残基、もしくは標識されていても、またN末端が保護されていてもよいペプチド残基である。但し、Argに隣接するアミノ酸残基はGly及びAlaではない。Yは、酸アミド結合またはエステル結合によりArgのカルボキシル基に結合し得る有機残基、または標識されていても、またαカルボキシル基が保護されていてもよいアミノ酸残基、もしくは標識されていても、またC末端が保護されていてもよいペプチド残基である。)で表わされ、かつ昆虫類(Insecta)由来のプロフェノールオキシダーゼ活性化酵素によってX-ArgとYに加水分解され得るペプチド鎖に、プロフェノールオキシダーゼ活性化酵素が接触することによって生じるX-ArgおよびYのいずれか少なくとも一方を計測することを特徴とするプロフェノールオキシダーゼ活性化酵素の活性測定法。
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