特許
J-GLOBAL ID:200903014979217290

位相変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035757
公開番号(公開出願番号):特開平6-010966
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【構成】 位相変更装置(10)は、カム軸の最大進ませと最大遅らせの両位置間や、それらの位置内の二つの位置間での位相変化間での位相変化を制御するためのローラクラッチを有し、さらに位相遅れ阻止ローラ(36)と、位相進み阻止ローラ(34)のような選択的ローラセットを含む。装置(10)は、共通の平らな面であるくさび面(32d,32c)の各々により力を受けるローラの対を複数個有する。くさび面を形成する環状部材(32)はカム軸線に対し遊びを有する。第2実施例(110)はスプリッタースプリング(112)を、第3、第4実施例は内部組みアクチュエータ(152,202)を有する。【効果】 中間位相角度位置における作動措置を速かにすることができる。
請求項(抜粋):
一つの軸線の回りで回転するように設けられた第1と第2の部材(20,22)と、それら部材を結合し、それら部材が平均のトルクを基準にしての正および負のトルクパルスを有するトルクをもって一方向に回転している間に、選択的に、それら部材の相互間の回転を進ませたり遅らせたりするための一つの組立体(24,26)と、を含んでいる位相変更装置(10)において、 その組立体(24,26)が、進ませと遅らせの一方向クラッチ手段を含み、 それら一方向クラッチ手段は、それぞれに第1と第2の部材(20,22)にそれと共に回転するように取付けられている第1と第2の環状手段(20,32)、を含み、第1の環状手段は、半径方向内方を向いた円筒形のレース面(20c)を含み、第2の環状手段(32)の外側円筒面(32a)には、円周上に相互間の間隔をおいて複数の平らな半径方向外向きの面(32d,32c)が円筒の弦になるように形成されていて、各々の平らな面(32d,32c)は第1と第2のくさび面(32d,32c)を形成しており、前記一方向クラッチ手段は、さらに、各第1のくさび面(32d)とレース面(20c)の間にくさび係合したり係合から外されたりするように配置されていてその係合したり係合から外される際にはそれぞれ正のトルクパルスに応ずる遅らせる回転を阻止したり許したりする働きをする第1のウェッジ(36)と、各第2のくさび面(32c)とレース面(20c)の間にくさび係合したり係合から外されたりするように配置されていてその係合したり係合から外されたりする際にはそれぞれ負のトルクパルスに応ずる進ませる回転を阻止したり許したりする働きをする第2のウェッジ(34)と、第1や第2のウェッジ(36,34)を第1や第2のくさび面(32d,32c)に沿って周方向に前記の係合と係合外れの間で動かすために第1と第2の互いに反対の方向に動かされ得るスパイダー(40または174または218)と、を含む、ことを特徴とする位相変更装置(10)。
IPC (2件):
F16D 15/00 ,  F01L 1/34
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平1-199026
  • 位相変更装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-035662   出願人:イートンコーポレーション
  • 特開昭57-079334
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