特許
J-GLOBAL ID:200903014982863569

低ノイズシグマ-デルタアナログ-ディジタル変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-202133
公開番号(公開出願番号):特開2000-114972
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】向上したアナログ-ディジタル変換器を提供すること。【解決手段】シグマ-デルタアナログ-ディジタルフィードバック変換装置(10)において、順方向シグマ-デルタアナログ-ディジタル変換器(32)が動作する差信号を発生させる加算装置として指向性カプラ(18)を使用することにより、低ノイズ及びワイドダイナミックレンジが得られる。フィードバックは、ディジタル-アナログ再構成器(36)により得られる。ディジタル-アナログ再構成器(36)は、再構成アナログ信号を、指向性カプラ(18)のタップ(183 )に加え、そこでフィードバック信号にアナログ入力信号を加算する。低ノイズ増幅器(28)を、差信号が現れる指向性カプラ(18)の出力に加える。したがって、低ノイズ増幅器をトラバースする信号のダイナミックレンジは、小さい。指向性カプラ(18)のタップ(183 )とアナログ信号源との間が高アイソレーションであるので、入力バンドパスフィルター(16)を使用できる、
請求項(抜粋):
ディジタル形態に変換されるべき第一アナログ信号源と、第一ポート、第二ポート及び第三ポートを含む指向性カプラであって、前記第一ポートからの信号を前記第二ポートに結合させ、前記第三ポートからの信号を(a)第一減衰で前記第二ポートに結合させ、そして(b)前記第三ポートからの信号を前記第一減衰よりも大きな第二減衰で前記第一ポートに結合させる、指向性カプラと、前記指向性カプラの前記第一ポートと前記第一アナログ信号源とに結合された第一結合手段であって、前記結合により、前記第一アナログ信号が、前記指向性カプラの前記第一ポートに加えられ、前記指向性カプラの前記第三ポートに加えられた再構成アナログ信号を加算した前記指向性カプラの前記第二ポートに現れ、それにより加算された信号を前記指向性カプラの前記第二ポートに発生させる、第一結合手段と、入力ポートと出力ポートとを含むフィルターと、前記指向性カプラの前記第二ポートと前記フィルターの前記入力ポートとに結合された第二結合手段であって、前記加算された信号を前記フィルターに結合することにより、フィルタリングしたアナログ信号を前記フィルターの前記出力ポートに発生させる、第二結合手段と、信号入力ポートとディジタル信号出力ポートとを含むアナログ-ディジタル変換器であって、前記アナログ-ディジタル変換器の前記入力ポートに加えられた信号をサンプリング及び量子化するためのものであり、前記フィルターの出力ポートに結合されて、前記フィルターから前記アナログ-ディジタル変換器の前記信号入力ポートに加えられたフィルタリングしたアナログ信号を前記アナログ-ディジタル変換器の前記出力ポートに現れるディジタル信号に変換する、アナログ-ディジタル変換器と、前記アナログ-ディジタル変換器の前記出力ポートに結合された入力ポートを含み、また、出力ポートをも含むディジタル-アナログ変換器であって、前記アナログ-ディジタル変換器により生成された前記ディジタル信号を前記再構成アナログ信号に変換する、ディジタル-アナログ変換器と、前記ディジタル-アナログ変換器の前記出力ポートと前記指向性カプラの前記第三ポートとに結合されたフィードバック結合手段であって、前記再構成アナログ信号を前記指向性カプラの前記第三ポートに結合し、それによりフィードバックループを形成し、前記フィードバックループにおいて、前記再構成アナログ信号に前記アナログ信号を、前記加算信号が前記第一アナログ信号と前記再構成アナログ信号との間の差を表すように加算する、フィードバック結合手段と、を含んでなることを特徴とするアナログ-ディジタル変換装置。
IPC (6件):
H03M 3/02 ,  G01S 7/03 ,  G01S 7/285 ,  H01P 5/18 ,  H03H 7/48 ,  H03M 1/12
FI (6件):
H03M 3/02 ,  G01S 7/03 B ,  G01S 7/285 Z ,  H01P 5/18 P ,  H03H 7/48 A ,  H03M 1/12 C

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