特許

J-GLOBAL ID：200903014991738467

ジクロフェナクナトリウム持続性製剤およびその製法

発明者： 柴原 貞一 ,  坂田 太助 ,  余野 充啓 ,  広岡 幸男 ,  高橋 哲也
出願人/特許権者： 大正薬品工業株式会社
代理人 (1件)： 青山 葆 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-314573
公開番号（公開出願番号）：特開平8-175983
出願日： 1994年12月19日
公開日（公表日）： 1996年07月09日
要約：

【要約】【目的】 充分な初期効果を有し、主薬を高単位に含有でき、溶出性のコントロールが容易であり、しかも経時変化が少なく、均一で安定な品質のジクロフェナクナトリウム持続性製剤を得ること。【構成】 (a)カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、エチルセルロース、及びメタアクリル酸-メタアクリル酸メチルコポリマーから選ばれる結合剤と、二酸化ケイ素、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム及び結晶セルロースから選ばれる担体微粉末とよりなる、マトリックス中にジクロフェナクナトリウムを均一に含有する内核粒状体と、(b)この内核粒状体の表面に、薬物放出制御物質としてカルボキシメチルエチルセルロースまたは/及びエチルセルロースよりなる被覆層を有し、更に、(c)この被覆粒状体の表面に、上記(a)の内核粒状体構成成分の微粉末とよりなる付着層を有するることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

(a)カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、エチルセルロース、及びメタアクリル酸-メタアクリル酸メチルコポリマーから選ばれる1種もしくは2種以上の結合剤と、二酸化ケイ素、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム及び結晶セルロースから選ばれる1種もしくは2種以上の担体微粉末とよりなる、固溶体マトリックス中に、ジクロフェナクナトリウムを含有する内核粒状体と、(b)この内核粒状体の表面に、薬物放出制御物質としてカルボキシメチルエチルセルロースまたは/及びエチルセルロースよりなる被覆層を有し、更に、(c)この被覆粒状体の表面に、上記(a)の内核粒状体の構成成分の微粉末及び親水性結合剤とよりなる付着層を有する、ジクロフェナクナトリウム持続性製剤。

IPC (6件)：

A61K 31/195 AAH ,  A61K 31/195 ABE ,  A61K 9/36 ,  A61K 47/04 ,  A61K 47/32 ,  A61K 47/38