特許
J-GLOBAL ID:200903014993631511

内部熱交換器アキュムレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 容一郎 ,  田宮 寛祉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-591735
公開番号(公開出願番号):特表2004-526934
出願日: 2002年05月24日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
空気調和(冷凍またはヒートポンプ)システム用アキュムレータ(10、110、310)は、内側ライナ(36、136、236、336)を同軸に包囲する外側ハウジング(22、122、222)を具体化している。入口(28、128、228、328)は、内側ライナ(36、136、236、336)によって形成されている内部容積内に冷媒を誘導する。該容積内には液状冷媒および圧縮機オイルが含有され、外側ハウジング(22、122、222)の壁から絶縁されている。熱交換器(20、120、220)は、外側ハウジング(22、122、222)と内側ライナ(36、136、236、336)との間の環状空間(40、140、240、340)内に配置されており、膨張装置に送給する前に凝縮物の流れを循環させる。このようにして、凝縮物は冷却され、同時に、アキュムレータ(10、110、310)を通って出る冷媒は蒸発させられる。
請求項(抜粋):
空気調和またはヒートポンプシステムに使用されるアキュムレータであって、 頂部と、入口開口と、出口開口と、周囲側壁と、基部と、から成る気密封止された外側ハウジングと、 前記外側ハウジング内に配置された内側ライナと、 熱交換管と、 伝達通路と、 から成り、 前記内側ライナは、前記入口開口を通じて送給された冷媒を収容して前記冷媒を液体および蒸気に分離するための容器を形成する基部および周壁を有しており、前記内側ライナは、前記外側ハウジングの周壁から離間して、前記周壁とともに環状通路を画成しており、 前記熱交換管は前記環状通路に配置され、前記管は、前記システム内において、高圧冷媒から低圧冷媒へ制御された速度で熱伝達を行うように設計および構成されており、前記管は、前記外側ハウジングの外側で延びている入口端部および出口端部を有しており、断熱材料は、前記熱交換管と内部容器とを分離して前記内側容器内の冷媒への熱伝達を抑止し、 前記伝達通路は、前記環状通路の上端部および下端部にそれぞれ設けられており、前記伝達通路の一方は、前記環状通路と前記内側ライナの内部とを連通させる入口から成り、前記伝達通路の他方は、前記環状通路と前記ハウジングの外部とを前記出口開口を通じて連通させる出口から成り、 前記内側ライナから引かれた蒸発した冷媒は、前記一方の伝達通路を通じて前記環状通路に入る一方で、液状冷媒は前記環状通路に入ることを防止され、前記蒸発した冷媒は前記環状通路を通り、前記熱交換管に沿って前記他方の伝達通路へ流れ、前記蒸発した冷媒は前記他方の伝達通路から前記出口開口を介して前記アキュムレータを出ることを特徴とするアキュムレータ。
IPC (2件):
F25B43/00 ,  B60H1/32
FI (3件):
F25B43/00 D ,  F25B43/00 A ,  B60H1/32 613A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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