特許
J-GLOBAL ID:200903015003994891
色変換方法および装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305651
公開番号(公開出願番号):特開平8-137095
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 自動的に墨加刷量を適切値に設定し、高画質で画像を再現する。【構成】 信号入力手段1は、例えばRGB信号を変換して明度L* 、色相H*ab、彩度C* abを得る。限界墨加刷量検出手段2はデータベース23を検索して、最大墨加刷量kmaxと最小墨加刷量kminとを求める。墨加刷係数決定手段3は、係数A=(t+sL* )×(1-C* abu )(s、t、uは定数)を計算する。そして、墨加刷量決定手段4は、墨加刷量k=A(kmax-kmin)+kminを求める。色信号決定手段5は、信号入力手段1からの明度L* 、色相H* ab、彩度C* abと、墨加刷量決定手段4からの墨加刷量kとにより、データベース51を検索して、イエロー、マゼンタ、シアンの各色信号の値を求め、それらの信号を墨加刷量kの信号と共に出力する。
請求項(抜粋):
色彩に関する情報を含む入力信号から、画像再現系が必要とする、黒色を含む少なくとも4色の色信号を得る色変換方法において、前記入力信号を受け取り、その信号にもとづいて明度、色相、彩度に対応する値を用意する信号入力ステップと、明度、色相、彩度の値に対応する墨加刷量の最小値と最大値とを保持する第1のデータベースを参照して、前記信号入力ステップで用意した前記明度、色相、彩度の値に対応する墨加刷量の最小値と最大値とを求める限界墨加刷量検出ステップと、前記信号入力ステップで用意した前記明度、色相、彩度の値の中の少なくとも1つにもとづいて、墨加刷係数を決定する係数決定ステップと、前記限界墨加刷量検出ステップで求めた前記墨加刷量の最大値と最小値との差に、前記係数決定ステップで決定した前記墨加刷係数を乗じて墨加刷量を決める墨加刷量決定ステップと、明度、色相、彩度の値ならびに墨加刷量に対応する、前記4色から前記黒色を除いた少なくとも3色の色信号の値を保持する第2のデータベースを参照して、前記信号入力ステップで用意した前記明度、色相、彩度を表す値と、前記墨加刷量決定ステップで決定した前記墨加刷量とに対応する前記少なくとも3色の色信号の値を求め、それらの値を表す信号と、前記墨加刷量の信号とを出力する色信号決定ステップとを備えたことを特徴とする色変換方法。
引用特許:
前のページに戻る