特許
J-GLOBAL ID:200903015006459970

レチノイン酸受容体アゴニストによる網膜色素上皮の増殖の阻止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523769
公開番号(公開出願番号):特表平11-503998
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】手術もしくは外傷後の網膜色素上皮の増殖、または脈絡膜新生血管形成と関連した眼の疾患(例えば、加齢に関係した黄斑変性、ヒストプラスマ症候群)を生じさせる網膜色素上皮の増殖は、網膜色素上皮細胞を、治療量のレチノイン酸受容体(RAR)アゴニスト、好ましくはレチノイン酸受容体に対して特異的活性を有するもの、と接触させることにより阻止される。好ましくは、RARアゴニストはAP-1依存性遺伝子発現の強力なアンタゴニストでもある。また、網膜色素上皮の増殖は、治療量のAP-1アンタゴニストを単独でまたはRARアゴニストとの組合せで用いても軽減される。薬剤は約50〜150μg の投薬量を用いる硝子体腔へのボーラス注射により、またはリポソームからの、もしくは硝子体腔に注入された油タンポナーデからの持続放出により投与され得る。網膜色素上皮の増殖を阻止する製剤も提供される。
請求項(抜粋):
網膜色素上皮(RPE)の増殖と関連した疾患の改善方法であって、それを必要としている被験者の網膜色素上皮細胞を、レチノイン酸を除いた、治療量のレチノイン酸受容体(RAR)アゴニストと接触させることを含んでなる方法。
IPC (7件):
A61K 45/00 ADU ,  A61K 9/127 ,  A61K 9/14 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/455 ,  A61K 31/465 ABL ,  A61K 47/24
FI (7件):
A61K 45/00 ADU ,  A61K 9/127 R ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/455 ,  A61K 31/465 ABL ,  A61K 47/24 G ,  A61K 9/14 K
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-109955
引用文献:
審査官引用 (2件)

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