特許
J-GLOBAL ID:200903015007335736

機器の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-043545
公開番号(公開出願番号):特開平8-211904
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】機器の故障部位を正確に判定できるようにする。【構成】実機エンジン21Aの入力(吸入空気量)と出力(エンジン回転数)との対応関係と、実機エンジンに対応させた機器モデル21Bでの入力と出力との対応関係とが一致するように、機器モデル21Bが同定される。エアコン等の外部負荷がOFFとされた第1状態のときに上記同定が行われて、同定後の機器モデル21Bをシュミレ-ションして、入力と出力とエンジントルクとの相関関係がマップ化されて記憶される。エアコンがONされた第2状態のときのエンジントルクがTR2として上記マップから読み出され、エアコンOFF時において上記マップから得られるエンジントルクTR1との偏差△TR(TR2-TR1)が、所定範囲外の大きさのときに、エアコンが故障あるいは劣化していると判定される。
請求項(抜粋):
機器と機器に対して実際に制御を行なう実制御系とを備えた機器の制御装置において、機器の入力と出力との対応関係に基づいて機器の動特性をモデル化した機器モデルと、所定基準状態となる第1状態において、前記実制御系における同一の制御ロジックでもって前記機器モデルを制御して、機器の入力と出力との対応関係に対して該機器モデルにおける入力と出力との対応関係が一致するように該機器モデルの動特性を調整する同定手段と、前記機器モデルを用いて、前記入力と出力と該入力を基に該出力を変化させ得る直接的な物理量との相関関係を算出するシュミレ-ション手段と、前記所定基準状態とは異なる第2状態において、前記相関関係から得られる前記直接的な物理量に対する補正量を求める補正量算出手段と、前記補正量に基づいて機器の故障あるいは劣化を判定する判定手段と、を備えていることを特徴とする機器の制御装置。
IPC (6件):
G05B 13/04 ,  F02D 29/02 ,  G05B 13/02 ,  G05B 17/02 ,  G05B 23/02 ,  G06F 17/00

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