特許
J-GLOBAL ID:200903015008385710

静止誘導機器巻線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-041822
公開番号(公開出願番号):特開平5-243068
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【構成】 巻線要素を乾燥処理し、次にシリコーン油のような流動性絶縁物を含浸させる処理を施し、その後にケーシング12内にシリコーンゲル13のようなゲル状絶縁物を充填する。ゲル状絶縁物が2液混合反応性のシリコーンゲルであり、流動性絶縁物が該2液のうちのいずれか1液であっても良い。【効果】 絶縁物中の水分を除去する乾燥処理が施された巻線要素の絶縁物は、直ちにシリコーン油のような低粘度の流動性絶縁物が含浸されることにより、絶縁物の絶縁性能の向上ならびに後処理工程での水分吸着を最小限に抑えることができる。また同時に巻線要素の冷却も図れる。その後にケーシング12内に充填されるゲル状絶縁物は、巻線要素の温度が低下しているので、低粘度の状態で巻線要素の細部までボイド等の絶縁欠陥を生じることなく充填される。
請求項(抜粋):
巻線要素を筒状のケーシング内に収納し、このケーシング内にゲル状絶縁物を充填した静止誘導機器巻線の製造方法において、巻線要素を乾燥処理し、次に流動性絶縁物を含浸させる処理を施し、その後にケーシング内にゲル状絶縁物を充填することを特徴とする静止誘導機器巻線の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-080488
  • 特開平3-048411

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